専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
格闘技・プロレス

「テンシンが冴えていた」“有終の美”を飾った那須川天心に米メディアも絶賛! 一方、「3ラウンドは物足りない」との指摘も

THE DIGEST編集部

2022.06.20

“世紀の決戦”を制して喜びを爆発させる那須川。その試合内容には、海の向こうからも高評価が下れている。写真:徳原隆元

“世紀の決戦”を制して喜びを爆発させる那須川。その試合内容には、海の向こうからも高評価が下れている。写真:徳原隆元

 ハイレベルな激闘に米メディアからも賛辞が寄せられている。

【画像】那須川天心が「最期」と記した武尊との握手ショットをチェック

 6月19日、東京ドームの『THE MATCH 2022』にて、RISE世界フェザー級王者・那須川天心(TARGET/Cygames)が、K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者の武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)と対決。3分3ラウンドをフルに戦い、前者が判定勝利を収めた。

 過去8年にわたって対決が望まれ続け、ついに実現した“世紀の一戦”。これがキックボクシングラストマッチでもあった那須川は、文字通りの頂上決戦に終止符を打ち、無敗のままボクシングへの道へと進む。日本格闘技史に残るファイトとなったことは間違いないだろう。

 米メディア『Bloody Elbow』は試合後、「日本の格闘技界で最も期待されてきたイベントのひとつ」と前置きしたうえで、同結果を受けての総括記事を掲載。「東京ドーム満員御礼のなか、両者ともに得意の高速連打を繰り出し、面白い試合展開となった」と内容を振り返っている。

 また、“有終の美”を飾った那須川には、「第1ラウンド終盤にダウンを奪うなど、冴えているようだった」と高評価。そのうえで、「何年もかけて実現した大規模な試合というだけに、ファンはもっと見たかったはずだ。この規模の試合で3ラウンドという短い時間は物足りない」との指摘も綴られた。

 試合終了後には、武尊と涙の抱擁を交わすシーンも印象的だった那須川。はたして転向を予定しているボクシングでは、どんなパフォーマンスが見られるのだろうか。今後の活躍も期待せずにはいられない。

構成●THE DIGEST編集部

【関連記事】「俺はもうやめてもいい」那須川天心、『THE MATCH』の地上波放送中止に“魂の懇願”!「最後なんだ。これで終わりなんだ」

【関連記事】那須川天心vs武尊まで残り2日——。日本格闘技界が生み出した”ふたりの最高傑作”はいかなる闘いを繰り広げるか?

【関連記事】那須川天心戦までにもっと強くなる――。K-1戦士の“魂”を再確認した武尊の「試行の4分間」が持つ意味
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号