格闘技・プロレス

井上尚弥の次なる“野望”をWBC会長もプッシュ! ドネア戦の圧巻パフォーマンスは絶賛「すべてが正確でマシーンのようだった」

THE DIGEST編集部

2022.06.24

バトラーとの年内対決を希望している井上。WBC会長も、この統一戦開催には前向きな姿勢だ。(C) Getty Images

 はやくも"モンスター"の次戦に期待が高まっている。

【動画】ドネアを渾身の左フックで撃破! 世界が驚いた井上尚弥のKOシーンをチェック

 現在、ボクシングWBAスーパー&IBF&WBC世界バンタム級統一王者に君臨するのが、プロ23戦無敗(20KO)の井上尚弥(大橋)だ。去る6月7日には、さいたまスーパーアリーナにてノニト・ドネア(フィリピン)と再戦し、2回1分24秒TKO。日本人初の世界3団体統一を果たした。

 次なるターゲットとして、WBO同級王者ポール・バトラー(英国)との4団体統一戦を目指している井上だが、この大一番に向けて今回は、WBCのマウリシオ・スレイマン会長からゴーサインが出たという。現地時間6月22日、英スポーツ専門メディア『Planet Sport』が報じている。
 
 同メディアの記事内では、スレイマン氏のコメントが紹介されており、ドネア戦の井上について「まさにモンスターだ。信じられないよ」と絶賛。「すべてが正確でマシーンのようだった。そして彼がスイッチを入れたときに、決着がついたんだ」と続け、バトラー戦実現を次のようにプッシュした。

「私は(文句なしのチャンピオンを)見るのが好きだ。他団体やプロモーターたちと協力し合い、統一戦を認める柔軟性を持って懸命に取り組んできた。我々はこのことを喜んでいるんだ」

 ドネア戦の結果を受けたバトラー本人も、所属する英プロモート会社『Probellum』を通じて、「(井上陣営に)日本でやりたいと伝えた」「10月初めには僕の準備ができるだろう」と明かしていたが、はたしてマッチアップの行方はどうなっていくだろうか。今後の展開からも目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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