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バレーボール

バレーボール大国が敗戦後に明かした“龍神NIPPON”の強さ――。第4セットがスタートしてから「僕らより何かが上回っていた」

THE DIGEST編集部

2022.06.25

イタリア戦で20得点を挙げ、好守でもチームをけん引した石川。チームの快進撃は止まらない。(C)Getty Images

イタリア戦で20得点を挙げ、好守でもチームをけん引した石川。チームの快進撃は止まらない。(C)Getty Images

 龍神NIPPONの強さに、バレーボール大国が兜を脱いだ。

【動画】日本代表が鮮やかな逆転劇! イタリア戦のマッチポイントをチェック

 日本時間6月24日に行なわれた国際バレーボール連盟(FIVB)主催の『ネーションズリーグ』第2週のフィリピンラウンドで、男子日本代表が強豪国イタリアを下す大金星を挙げた。

 主将の石川祐希が8シーズン目を迎える世界最高峰リーグ、セリエAを擁するイタリア。バレーボール大国の代表2名と監督が、日本代表との激闘を終えてインタビューに応えた。

 まず、落ち着いた口調で死闘を振り返ったのは、ヴェロバレー・モンツァに所属する身長201センチのミドルブロッカー、ジャンルーカ・ガラッシだ。

「厳しい試合になることは、分かっていた。日本は容易に点を取らせてくれない。とてもミスが少なく対戦する時には毎回苦戦を強いられる」

 先発フル出場した24歳は、試合前から日本代表を警戒していたという。「僕らイタリアに必要なのは、できる限りミスを抑えることだった。けれど、いくつかの場面でしかそれを実行できていなかった」と敗因を分析する。

 2セットを先行して勝利を確信していたはずのイタリアだが、この大会で技術とメンタルが着実にレベルアップしている日本代表のプレーには迷いがなかった。

「第4セットのスタートから僕らより何かが上回っていた」

 対戦相手の力強さをネットの向こう側で実感したガラッシは、「試合では、勝者と敗者が生まれる。今回は僕らが敗者だった」と敗北を潔く認めた。

 昨年にイタリアが成し遂げた欧州制覇と東京五輪で圧倒的な活躍を見せた若きアウトサイドヒッター、イタス・トレンティーノ所属のダニエレ・ラヴィアはこう振り返る。

「互角の戦いだった。僕らはレセプションがやや不十分だった。日本はサーブがとても良かった。リズムを持っていかれたら難しい展開になる。でも、僕らにも良いプレーがあった。特にブロックは本当に良い出来だった」

 22歳の若きホープの口調には、悔しさがにじんでいた。

 新型コロナウイルスの影響により、イタリア代表は第1週のカナダで陽性となったフェルディナンド・デ・ジョルジ監督に続き、同最終戦の指揮を執ったアシスタントコーチのマッシモ・カポネーリ氏も罹患。フィリピンラウンドは不参加となった。
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