専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
その他

「歴史を作りに来ている」サニブラウン9秒98で準決勝へ!坂井隆一郎も得意のスタートを決め予選突破【世界陸上】

THE DIGEST編集部

2022.07.16

サニブラウン(左)は9秒98、坂井(右)は10秒12でともに予選を突破した。(C)Getty Images

サニブラウン(左)は9秒98、坂井(右)は10秒12でともに予選を突破した。(C)Getty Images

 現地時間7月15日、米国のオレゴン州で開幕した世界陸上。初日、男子100m予選(各組3着+3人)にサニブラウン・アブデル ハキーム(タンブルウィードTC)と坂井隆一郎(大阪ガス)の2人が出場し、ともに準決勝進出を果たした。

 まず4組に初出場の坂井が登場。得意のスタートで前半勢いに乗ると、10秒12(追い風0.2メートル)で3着に入った。そして最終7組のサニブラウン・アブデル ハキーム(タンブルウィードTC)も好スタートを切ると、そのままトップで逃げ切り、セカンドベストとなる9秒98(向かい風0.3m)でフィニッシュ。

 レース後、坂井は「世界の一番レベルの高い試合に出られているのが、凄い楽しかった。スタート地点に立った時もその楽しさが勝った」と嬉しそうに語ったうえで、「オリンピックの金メダル選手(マルセル・ジェイコブス)がいましたが、そういうことはあまり考えずに自分の走りをしようとしました」と振り返った。次のレースへ向けては、「9秒台で決勝へ進めれば」と意気込んだ。
 
 サニブラウンは、「明日に繋げられるものすごい良いレースだった」とコメントし、「観客の皆さんも盛り上がって、久しぶりにめちゃくちゃ大きな大会でとても楽しいです」と顔をほころばせた。

 日本時間17日10時からの準決勝を突破すれば日本人初の快挙だ。これにサニブラウンは、「歴史を作りに来ている。もっともっと上を狙っていきたい」と力を込めている。

 果たして日本人初の快挙を見られるだろうか。次なるレースも注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

【関連記事】東京五輪の悪夢から1年――新メンバーで挑む男子400リレーは化学反応を起こせる!? “バトンパス”に不安はない?

【関連記事】来年の箱根駅伝は「國學院大」に躍進の予感!駅伝ライターが見る“新チームの戦力状況”をチェック

【関連記事】どこよりも早い来季の“勢力地図”!2023年の本命はやっぱり青学大。気になる2位以降は?

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号