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男子100m決勝、サニブラウンは7位で日本初の入賞! 米国勢のメダル独占に「ワンツースリー崩したい」

THE DIGEST編集部

2022.07.17

世界陸上男子100mで7位に入ったサニブラウン。(C) Getty Images

 現地時間7月16日、米国のオレゴン州で開催されている世界陸上の男子100m決勝にサニブラウン・アブデル ハキーム(タンブルウィードTC)が出場し、10秒06で7位となった。

 日本時間の午前10時に行なわれた準決勝では、10秒05のタイムで1組3位に入り、上位2位の自動通過とはならなかったが、タイム上位でプラス通過を果たした。世界陸上では、日本人選手の同種目初の決勝進出を決めた。
 

 そして迎えた決勝。1レーンのサニブラウンは、世界ランク1位のフレッド・カーリー、同4位のトレイボン・ブロメルら世界のトップスプリンターを相手に激走。日本人初のファイナルは7位となった。

 サニブラウンはレース後、「準決勝で使い切った感じがあった。体の動きは良かったが、最後詰めが甘かった」と振り返ると、「思ったより、緊張していなくて割と冷静だった。これを糧に、また来年あるのでそこでリベンジしてメダルを獲りたいですね」と来年の2023年ハンガリー・ブダペスト大会を見据えた。

 また、レースは1着に9秒86でカーリー。2着はブロメル、3着にマービン・ブレーシーとアメリカ勢が3位までを独占した。この結果には、「奴らは強い。トップに立てるような選手に成長して、アメリカ勢のワンツースリーを崩せるように頑張りたい」と世界トップとの差を感じつつも、引き続きその背中を追う決意を見せた。

構成●THE DIGEST編集部