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「奇妙な現象だった」200m予選でカナダ選手にハプニング!やり直しで準決勝進出も「今まで一度もなかった」と不満

THE DIGEST編集部

2022.07.19

ハプニングが起きるも、スタートのやり直しで2着に入り準決勝へ駒を進めたブラウン。(C)Getty Images

ハプニングが起きるも、スタートのやり直しで2着に入り準決勝へ駒を進めたブラウン。(C)Getty Images

 現地時間7月18日、世界陸上オレゴン大会の4日目の男子200メートル予選で、予期せぬハプニングが起きた。

 東京五輪では同種目6位という実績を持つアーロン・ブラウン(カナダ)が2組目に登場。日本の飯塚翔太(ミズノ)の隣である5レーンに入り、スタートの合図を待った。そして、号砲とともにスタートした30歳だったのだが、なんと突っ伏してしまったのだ。

 ブラウンは足を後ろに蹴ろうとした瞬間、スターティングブロックが後方へ滑り、身体を起こせずにトラックへ伏す形となったのである。これを受けてレースはやり直しに。ブラウンは今度は無事にスタートを切り20秒60(無風)で2着に入り、準決勝へ駒を進めた。
 
 カナダ放送局『CBC』によれば、レース後に本人は「今までこんなこと一度もなかったのに」と不満を吐露。同放送局のデビン・ハーロウ記者は、「ブロックから滑り落ちるという奇妙な現象だった。スタートしようとした時にブロックが滑った」と現場の状況を伝えた。

 なお、同組の飯塚は20秒72で3着、1組の上山紘輝は20秒26(追い風0.1メートル)で2着に入り、ともに日本時間20日に行なわれる準決勝へ進出を決めている、

構成●THE DIGEST編集部

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