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モータースポーツ

角田裕毅、アップデート導入のフランスGPで「そろそろ予選でQ3に進出できる状態に戻る時」と不振脱却に期待!

THE DIGEST編集部

2022.07.21

次戦はフランスGPに臨む角田。ポイント獲得なるか? (C) Getty Images

次戦はフランスGPに臨む角田。ポイント獲得なるか? (C) Getty Images

 今週末からF1第12戦のフランス・グランプリが開幕するが、これに向けてアルファタウリの角田裕毅が意気込みを語っている。

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 前回のオーストリア・グランプリでは、スプリント、決勝ともに車のペース不足に苦しみ、ほとんど良いところを見せられないまま、16位でフィニッシュ。角田はこの週末を振り返り、チームの公式サイトを通して、「ここまでのシーズンで最も困難なものであり、おそらくスプリントが行なわれたことで、より状況は悪くなりました。他のドライバーにも言えることですが、決勝の前に長く走行することができなかったからです」と語り、以下のように続けた。

「予選のパフォーマンスのレベルは問題ありませんでしたが(Q2進出で14番手)、スプリントではペースがありませんでした。ポジティブな点を挙げるとすれば、レースへのアプローチや自分の集中力については満足しており、幾つかのトラックリミットのミスは避けることができたので、良い進歩だと思います」

 フランスGPの会場となるポール・リカールについては、「ユーロフォーミュラ・オープンやF3、そして去年のF1で走りましたが、とても難しいコースです。昨季は予選のミスでピットレーン・スタートになりました。中高速コーナーでうまく走るためのセッティングが必要ですが、高速ストレートや高速コーナーのシーニュがある一方で、セクター1と3の終わりに中低速コーナーもあったりと、かなりトリッキーです」

「普通なら、我々の車の弱点が浮き彫りにされてしまうところですが、フランスではアップデートがあるので、そうならないことを願っています。日曜日(決勝)にポイントを獲得しやすくするためにも、そろそろ予選でQ3に進出できるような状態に戻る時だと思います。我々は小さなアップデートを重ねるのではなく、大型のアップデートを敢行することにしました」

「これまでは中高速のコーナーに弱かったので、今回のアップデートは、車により多くのダウンフォースを加えることに重点を置きました。これでより安定感が増し、また中団グループで上位争いに加われるようになればと思います」
 
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