9月15日、バレーボール男子日本代表の石川祐希がオンライン会見を行ない、今シーズンのセリエA開幕に向けて抱負と意欲を語った。
日本代表は、6~7月下旬にかけて開催されたネーションズリーグで8強入りを果たしたが、石川は準々決勝直前に左足首を捻挫。急ぎ帰国して世界選手権の開幕に間に合わせるため治療に専念した。
これまでの経過と現在の状態について石川は、「(帰国後)NTC(ナショナルトレーニングセンター)に入って、リハビリを始めた」と説明。そのうえで「8月5日からまた再合宿だったので、そこから僕も合流したが、チーム全体(の練習)には入らず世界選手権の直前にイタリア入りしてから全体練習を再開した。現在はまだ完全には治っていないので、治しつつ、今を過ごしている」と明かした。
イタリアセリエAの開幕が間近に迫るなか、回復具合が心配されていた。だが、当人は「完治はまだで、炎症は残っている状態だが問題はなく、やりながら直していく。プレーにも大きく影響はないので、そこまで心配はしていない」と説明。これはホッとできる一報だと言えそうだ。
そして、話題は世界選手権にも及んだ。石川は東京五輪金メダリスト・フランスを崖っぷちへ追い詰めた準々決勝を振り返り「自信になった試合」としながら、足りなかった「最後に1点を取り切る力」を、今シーズンのセリエAにおけるテーマに掲げた。
代表シーズンを通して、所属先パワーバレー・ミラノのチームメートたちやセリエAで頂上を目指してしのぎを削る面々の活躍を、時に同じコート上で見てきた石川には、再認識したことがあるという。欧州選手権に続き、世界選手権で優勝を飾った若きイタリア代表には昨年のチームメートが2人。特に全試合に先発出場し、主力オポジットとして大活躍したユーリ・ロマノは昨シーズンのミラノでジャン・パトリー(フランス)の控えだった。
「そういった(世界王者になった)選手でも、イタリアリーグではなかなか試合に出られなかったという現実を見ると、やはりレベルが高いリーグだと改めて感じた」
これこそが、石川が主戦場とするセリエAが世界最高峰リーグと呼ばれる由縁なのだ。
日本代表は、6~7月下旬にかけて開催されたネーションズリーグで8強入りを果たしたが、石川は準々決勝直前に左足首を捻挫。急ぎ帰国して世界選手権の開幕に間に合わせるため治療に専念した。
これまでの経過と現在の状態について石川は、「(帰国後)NTC(ナショナルトレーニングセンター)に入って、リハビリを始めた」と説明。そのうえで「8月5日からまた再合宿だったので、そこから僕も合流したが、チーム全体(の練習)には入らず世界選手権の直前にイタリア入りしてから全体練習を再開した。現在はまだ完全には治っていないので、治しつつ、今を過ごしている」と明かした。
イタリアセリエAの開幕が間近に迫るなか、回復具合が心配されていた。だが、当人は「完治はまだで、炎症は残っている状態だが問題はなく、やりながら直していく。プレーにも大きく影響はないので、そこまで心配はしていない」と説明。これはホッとできる一報だと言えそうだ。
そして、話題は世界選手権にも及んだ。石川は東京五輪金メダリスト・フランスを崖っぷちへ追い詰めた準々決勝を振り返り「自信になった試合」としながら、足りなかった「最後に1点を取り切る力」を、今シーズンのセリエAにおけるテーマに掲げた。
代表シーズンを通して、所属先パワーバレー・ミラノのチームメートたちやセリエAで頂上を目指してしのぎを削る面々の活躍を、時に同じコート上で見てきた石川には、再認識したことがあるという。欧州選手権に続き、世界選手権で優勝を飾った若きイタリア代表には昨年のチームメートが2人。特に全試合に先発出場し、主力オポジットとして大活躍したユーリ・ロマノは昨シーズンのミラノでジャン・パトリー(フランス)の控えだった。
「そういった(世界王者になった)選手でも、イタリアリーグではなかなか試合に出られなかったという現実を見ると、やはりレベルが高いリーグだと改めて感じた」
これこそが、石川が主戦場とするセリエAが世界最高峰リーグと呼ばれる由縁なのだ。