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フィギュア

紀平梨花、NHK杯の連覇逃すもGPファイナル行きが決定!優勝は自己ベスト叩き出したコストルナヤ

THE DIGEST編集部

2019.11.23

NHK杯での連覇はならなかった紀平だが、「トリプルアクセルが2本とも自分のなかですごくいいのが飛べた」とGPファイナルに向けて手応えは得たようだ。(C)Getty Images

NHK杯での連覇はならなかった紀平だが、「トリプルアクセルが2本とも自分のなかですごくいいのが飛べた」とGPファイナルに向けて手応えは得たようだ。(C)Getty Images

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ最終戦となるNHK杯が23日、札幌のセキスイハイムアイスアリーナで行なわれた。女子では、紀平梨花が合計231.84を記録し、1位のアリョーナ・コストルナヤ(ロシア)と8.16点差の2位にランクイン。同大会の連覇は逃したものの、12月にトリノで開催されるGPファイナル行きを決めた。

 紀平は前日のショートプログラムで79.89点に止まり、SP世界最高の85.04点で首位に立ったコストルナヤと5.15差の2位発進に。12人中10番目に登場した23日のフリーでは、2回のトリプルアクセルを成功させるなど、151.95点と上々の演技を見せたが、逆転優勝には届かなかった。

 とはいえ、本人は一定の手応えを得たようだ。試合後のインタビューでは、「トリプルアクセルが2本とも自分のなかですごくいいのが飛べた。でも、少しミスもあったので、グランプリファイナルでは完璧を目指したい」と語り、さらに「4回転を入れられるようにしっかり練習したい」と12月の大一番への意気込みも口にした。
 
 優勝したコストルナヤは、フリーの演技で2本目のトリプルアクセルをミスしたものの154.96点を記録。自己ベストとなる合計240.00で堂々の頂点に立った。試合後のインタビューでは、「ショートで世界記録を出せたのは嬉しいです。ただ、フリーでも3回転をすべて成功させていれば世界記録が出たかもしれないので、総合得点でも世界記録を目指したかった」と語っている。

構成●THE DIGEST編集部

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