10月4日、GMOインターネットグループの陸上部が、元日本マラソン記録保持者の大迫傑がプレイングディレクターとして同チームに参画することを発表した。
早稲田大時代に箱根駅伝などで活躍した大迫は卒業後、日清食品グループを経て、2015年から「プロ」に転向。米オレゴン州を練習拠点に世界のライバルと渡り合った。
陸上界のパイオニアは、2018年シカゴマラソン、2020年東京マラソンと2度日本記録(当時)を更新。現役最後と満を持して臨んだ東京五輪では2時間10分41秒で6位入賞。一度は現役引退の道を選んだランナーだが、今年2月に現役復帰を果たしていた。
そんなプロランナーは、今回ナイキ所属のまま元日恒例のニューイヤー駅伝に参戦することを決めた。大迫は「新しい挑戦をGMOアスリートの皆様と一緒にチャレンジしていけることを非常に嬉しく思います」と挨拶した。
そして実業団日本一を決める駅伝に参戦することを決めた理由を2つ挙げた。1つ目は、「僕が走ることでニューイヤー駅伝がより注目されると思った。それをすることで、そこを走る選手たちがより自分たちに自信を持って、駅伝だけでなく、その後の世界に飛び立つ選手が力をつけられるのでは」と説明。
2つ目は、これまで「実業団」と「プロ」という2つの選択肢があったが、「プロアスリートでありながら、実業団の駅伝を走る」という3つ目のオプションを切り開こうとしており、「選手が世界に羽ばたきやすくする環境をつくっていけたら」と明かした。
数ある実業団のなかから、GMOを選んだのは、「凄くパッション(情熱)があって、優勝を目指すことはもちろんですが、陸上界のゲームチェンジャーになりたいというゴールが僕のやりたいことと一致した」と話す。
2023年の新春で出走となれば、2015年大会以来8年ぶりの出場となる。新たな道を突き進む31歳のランナーの姿に引き続き注目だ。
構成●THE DIGEST編集部
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早稲田大時代に箱根駅伝などで活躍した大迫は卒業後、日清食品グループを経て、2015年から「プロ」に転向。米オレゴン州を練習拠点に世界のライバルと渡り合った。
陸上界のパイオニアは、2018年シカゴマラソン、2020年東京マラソンと2度日本記録(当時)を更新。現役最後と満を持して臨んだ東京五輪では2時間10分41秒で6位入賞。一度は現役引退の道を選んだランナーだが、今年2月に現役復帰を果たしていた。
そんなプロランナーは、今回ナイキ所属のまま元日恒例のニューイヤー駅伝に参戦することを決めた。大迫は「新しい挑戦をGMOアスリートの皆様と一緒にチャレンジしていけることを非常に嬉しく思います」と挨拶した。
そして実業団日本一を決める駅伝に参戦することを決めた理由を2つ挙げた。1つ目は、「僕が走ることでニューイヤー駅伝がより注目されると思った。それをすることで、そこを走る選手たちがより自分たちに自信を持って、駅伝だけでなく、その後の世界に飛び立つ選手が力をつけられるのでは」と説明。
2つ目は、これまで「実業団」と「プロ」という2つの選択肢があったが、「プロアスリートでありながら、実業団の駅伝を走る」という3つ目のオプションを切り開こうとしており、「選手が世界に羽ばたきやすくする環境をつくっていけたら」と明かした。
数ある実業団のなかから、GMOを選んだのは、「凄くパッション(情熱)があって、優勝を目指すことはもちろんですが、陸上界のゲームチェンジャーになりたいというゴールが僕のやりたいことと一致した」と話す。
2023年の新春で出走となれば、2015年大会以来8年ぶりの出場となる。新たな道を突き進む31歳のランナーの姿に引き続き注目だ。
構成●THE DIGEST編集部
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