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中国戦を怪我で欠場した早田ひなが「1番不安な1週間でした」と“胸中”を告白!世界卓球で得たものとは?

THE DIGEST編集部

2022.10.09

決勝戦を怪我で欠場した早田。日本代表を牽引してきたエースがSNSで想いを打ち明けた。(C)Getty Images

決勝戦を怪我で欠場した早田。日本代表を牽引してきたエースがSNSで想いを打ち明けた。(C)Getty Images

 10月8日、中国の成都で卓球・世界選手権の女子団体決勝が行なわれ、日本(世界ランク2位)は中国(同1位)と激突。0-3でストレート負けを喫し、銀メダルで大会を終えた。

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 この日は、“日本のエース”としてチームを牽引する早田ひな(日本生命)が腕の怪我のため欠場。そんな彼女はベンチから木原美悠(JOC エリートアカデミー)、伊藤美誠(スターツ)、長﨑美柚(木下グループ)を見守り、タイムアウト(休憩時間)になれば熱心にアドバイスを送っていた。しかし、またしても日本は“強敵”中国に惜敗した。

 そんななか、早田がインスタグラムのストーリーを更新。「皆さん、連日沢山の応援ありがとうございました。今回は嬉しい気持ち半分、悔しい気持ち半分の世界選手権でした」と書き出し、現在の心境を打ち明けた。(原文ママ)

「日本代表として世界で戦わせていただいたのは2回目ですがほとんど初めてといってもいいぐらい経験のない状態からのスタート、そしてそれにプラス今回は体調管理、痛みを気にしながらの練習などここ何年ではなかった卓球だけに向き合えない時間が続き私自身1番不安な1週間でした」

「試合に出られない時も選手の立場から、自分の経験から何か伝えることが出来ないかと一生懸命考えてそれがその人にとって正しいのか正しくないのかわからない時もありましたがそれが私がその時にできる最大限の行動だったと思います」
 
「4年前のベンチにいた時とは全然違う見方が出来ているなと感じた反面、中国選手の制度の高さ、回転量、スピード、コースなどあの近さで第三者目線から見てるからこそ自分の肌で感じることができた瞬間もありました」

「試合に出場できなかった悔しさはありますがそれと同時に沢山の収穫があった世界選手権だったなと思います。ここからまた世界一をとるための挑戦は続きますがまずはこの怪我としっかり向き合いトレーニングもしっかり行い、筋肉もしっかり張りを戻して万全な状態でコートに立ちたいと思います!!」

 51年ぶりの金メダル獲得はならなかったものの、着実に進化している日本女子。これからも“打倒中国”への挑戦は続いていく。

構成●THE DIGEST編集部

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