10月15日、第99回箱根駅伝出場をかけた予選会が行なわれ、昨年より2校増の43校が参加。各校10名以上12名以下がハーフマラソン(21.0975km)に出走し、上位10人の合計タイムで順位を競った。
前回大会で惜しくも11位とシード権を逃した東海大は、10時間47分03秒で9位通過し、10年連続50度目となる本選出場が決定。そんななか、同大学で話題を集めているのは、今春に怪我から復帰した石原翔太郎(3年)だ。
「絶対日本選手には負けたくない」
強い気持ちを持って臨み、抜群のスタートを切ったエースは、中盤までは日本人トップをキープ。しかし、その後ずるずると失速し、14キロを過ぎた地点で、富田峻平(明治大)や木村暁仁(専修大)ら7人の集団に交わされる。終わってみれば、1時間3分57秒(全体47位)と思うような成績を残せなかった。
途中から苦しい表情を浮かべた20歳について両角速監督は、「いつも苦しい走りをするので、そこまで心配はしていなかった」とコメント。だが、集団に追いつかれてから距離が離れてしまったため、「その時点でいつもと違う気がした」と明かしている。
さらに、石原のペースが徐々に落ちた原因について、指揮官はこう見解を示した。
「本来の走りに、身体がついていけなかったのかな。怪我をしてしまってから私のほうも練習を抑えるように指示をしているので、負荷の高い練習が不足していたと感じる。彼の場合は、レースから遠ざかっていたので、久々にこういう(蒸し暑く)厳しいコンディションのなかで走ったことで、身体が驚いたのかなと思う」
大会後、自身のツイッターで「応援ありがとうございました 全日本と箱根の本戦に向けて頑張りたいと思います 次はもっと強い姿見せます」と前を向いた石原。11月の全日本大学駅伝、そして来年1月の箱根駅伝での彼の堂々たる走りに注目だ。
構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】「ヨッシャー!」立教大、55年ぶりの箱根駅伝出場決定に歓喜!“日本一速い監督”上野裕一郎はなぜ指導者になったのか?
【関連記事】2つの“想定外”を乗り越えた早大が4位で突破!「厚底シューズ」禁止が功を奏した!?【箱根駅伝予選会】
【関連記事】大東大トップ通過に真名子監督も「正直びっくり」!4年ぶり名門復活の“舞台裏”に迫る【箱根駅伝予選会】
前回大会で惜しくも11位とシード権を逃した東海大は、10時間47分03秒で9位通過し、10年連続50度目となる本選出場が決定。そんななか、同大学で話題を集めているのは、今春に怪我から復帰した石原翔太郎(3年)だ。
「絶対日本選手には負けたくない」
強い気持ちを持って臨み、抜群のスタートを切ったエースは、中盤までは日本人トップをキープ。しかし、その後ずるずると失速し、14キロを過ぎた地点で、富田峻平(明治大)や木村暁仁(専修大)ら7人の集団に交わされる。終わってみれば、1時間3分57秒(全体47位)と思うような成績を残せなかった。
途中から苦しい表情を浮かべた20歳について両角速監督は、「いつも苦しい走りをするので、そこまで心配はしていなかった」とコメント。だが、集団に追いつかれてから距離が離れてしまったため、「その時点でいつもと違う気がした」と明かしている。
さらに、石原のペースが徐々に落ちた原因について、指揮官はこう見解を示した。
「本来の走りに、身体がついていけなかったのかな。怪我をしてしまってから私のほうも練習を抑えるように指示をしているので、負荷の高い練習が不足していたと感じる。彼の場合は、レースから遠ざかっていたので、久々にこういう(蒸し暑く)厳しいコンディションのなかで走ったことで、身体が驚いたのかなと思う」
大会後、自身のツイッターで「応援ありがとうございました 全日本と箱根の本戦に向けて頑張りたいと思います 次はもっと強い姿見せます」と前を向いた石原。11月の全日本大学駅伝、そして来年1月の箱根駅伝での彼の堂々たる走りに注目だ。
構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】「ヨッシャー!」立教大、55年ぶりの箱根駅伝出場決定に歓喜!“日本一速い監督”上野裕一郎はなぜ指導者になったのか?
【関連記事】2つの“想定外”を乗り越えた早大が4位で突破!「厚底シューズ」禁止が功を奏した!?【箱根駅伝予選会】
【関連記事】大東大トップ通過に真名子監督も「正直びっくり」!4年ぶり名門復活の“舞台裏”に迫る【箱根駅伝予選会】