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格闘技・プロレス

引退カウントダウンが近づく武藤敬司。「自ずと限られるな、試合の数も」自身の歴代入場テーマ曲に想いを馳せる

THE DIGEST編集部

2022.10.20

 それに関しては団体側から正式な発表がないため、真意はわからないが、確かにカウントダウンが始まった7.16東京・日本武道館大会では「THE FINAL COWNTDOWN」が、9.25愛知・ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)大会は「OUT BREAK」が、10.16福岡国際センター大会は「TRANS MAGIC」が、10.30東京・有明アリーナ大会は「TRIUMPH」が、さらに来年2.21東京ドーム大会は代名詞曲「HOLD OUT」といった歴代の入場テーマ曲のタイトルが大会ないし試合のタイトルに入っている。

 武藤は「俺の曲になるから大丈夫だよ」とヨーロッパの「THE FINAL COWNTDOWN」以外は、オリジナルの入場テーマ曲が数多く作られたレスラーで、ベスト盤が発売されたこともある。近年は新日本プロレスのエースに昇りつめていく時に長きに渡り使われていた「HOLD OUT」のノアバージョンを使用していたが、武藤の歴史と入場テーマ曲は切っても離せないと言ってもいいだろう。
 
 10.30有明大会では新日本時代の付き人である棚橋弘至が対角線に立つ。

「まあ、あいつも俺に負けないよう目立ってやるとか言うけど、俺はみんなで目立つよ。全員で。相手の選手も合わせてみんな全員で目立とうという野心で頑張りますよ」と有明大会を食う試合をするつもりだ。

 その試合で流れるのはあの1995年10月9日、東京ドームで当時UWFインターナショナルのエースだった高田延彦との対戦で使用して、一気に知名度を上げた「TRIUMPH」だ。懐かしい入場テーマ曲とともに武藤の歴史を振り返ってみるのも面白い。

文⚫︎どら増田

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