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モータースポーツ

角田裕毅、米国GP予選15番手で“苛立ち”も… 専門メディア「後方からの上り坂」と厳しい展望。弔いレースで躍進なるか!?

THE DIGEST編集部

2022.10.23

予選はQ2敗退で15番手となった角田。決勝でのポイント獲得に期待したい。(C) Getty Images

予選はQ2敗退で15番手となった角田。決勝でのポイント獲得に期待したい。(C) Getty Images

 F1第19戦のアメリカ・グランプリは10月22日、テキサス州オースティンの「サーキット・オブ・ジ・アメリカ(COTA)」で予選が行なわれ、アルファタウリの角田裕毅はQ3進出ならず、15番手に終わった。

【動画】大激戦のPP争い! 米国グランプリ予選、白熱の攻防の行方は?
 予選に先立って行なわれたフリー走行3回目では、19周を走行して1分37秒888という全体16番手となるベストタイムを計測した角田は迎えた予選、Q1では1分36秒808で13番手に入って突破を果たしたが、Q2では1分37秒147で15番手止まり。最終アタックでは1分36秒439(13番手相当)を計測したが、トラックリミットで抹消されている。

 なお、決勝は4人のドライバーがパワーユニットに新エレメントを投入するため、角田は繰り上げで13番手から決勝スタートとなる。また角田は、ピットレーンで10.3km/hの速度違反を犯したとして、FIAから1000ユーロ(約14万円)の罰金が科せられることとなった。

 初日を終えた際には、2日目以降に高い期待を抱いていた角田だが、昨季に続いてのQ3進出を逃した後、チームの公式サイトを通して、「今日の予選でのパフォーマンスには、フラストレーションを感じています。最終アタックでトラックリミットを越えましたが、結果に大きな違いはなかったと思います。我々には、Q3に進むだけのペースがありませんでした。今夜は車からどれだけ多くの力を引き出せるかを確認します。決勝ではポイント圏内でのフィニッシュを目指し、可能な限りプッシュしていきます」と、コメントを残した。

 ピエール・ガスリーも13番手でQ3進出を逃したことで、アルファタウリはSNSで「今日は難しい予選だったが、決勝に集中してポイントを獲得したい」とSNSに投稿し、テクニカルディレクターのジョディ・エッギントンは「Q1は大きな問題もなく通過できたが、Q2では順調に事は進まず、ユウキは最後のセットでマシンバランスがアンダーステア寄りになったと訴えてきた。彼はトラックリミットを超えたが、それでQ3進出が妨げられたということではない」と、ネガティブに振り返っている。
 
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