ポーランドのF１専門サイト『dziel pasje』も、「アルファタウリのドライバーは、COTA での予選に失敗したことに不満を隠せない。そして、両ドライバーの訴えはそれぞれ異なり、ガスリーがQ３進出のチャンスを奪われたのはブレーキのトラブルだったと考えている一方で、角田はAT03の全体的なパフォーマンスの不足について不満を漏らしている」と、チームが多くの問題を抱えていることを示した。
  　また、イタリアの自動車専門サイト『MOTORIONLINE』は「イタリア・ファエンツァのチームは、セッション毎のセットアップの変更で再び悩まされている。ガスリーと角田にとってはポジティブな週末となると思われたが、状況は変わり、後方からの上り坂を強いられることとなった。角田はアンダーステアに苦しんでいる」と、こちらもチームとしての厳しい状況を報じている。

　難しい戦いに臨むことになる角田だが、22日に78歳で亡くなったレッドブル共同創業者ディートリヒ・マテシッツ氏の弔いレースとなるだけに、SNSに「彼はモータースポーツに情熱を抱かれていてすごく優しい方という印象がありました。大きな感謝そして明日は彼に喜んで貰えるようなレースにしたいです」と投稿した彼が、苦難を乗り越えて昨季同様の結果（９位入賞）を果たせるか、期待を持って見守りたい。

構成●THE DIGEST編集部
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