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モータースポーツ

メキシコGPで昨季のリベンジを誓う角田裕毅、リアム・ローソンの出走で「FP2が重要なセッションになる」

THE DIGEST編集部

2022.10.28

米国GPでは13戦ぶりのポイント獲得も達成。勢いに乗ってメキシコGPへ挑みたい。(C) Getty Images

米国GPでは13戦ぶりのポイント獲得も達成。勢いに乗ってメキシコGPへ挑みたい。(C) Getty Images

 F1は今週末に第20戦メキシコ・グランプリが「アウトドローモ・エルマノス・ロドリゲス」で開催されるが、これに先駆けてアルファタウリの角田裕毅が意気込みを語っている。

【動画】角田裕毅が魅せた技ありのオーバーテイクをチェック!
 先週のアメリカGPでは19番グリッドからスタートし、多くのオーバーテイクを見せて順位を上げた角田は、10位でチェッカーフラッグを受けた後、上位のフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)がタイムペナルティーを受けたことで、さらに繰り上げとなり、昨季の同GPと同じく9位入賞を果たし、実に13戦ぶりにポイントをチームにもたらした。

 チームの公式サイトを通して、彼は「ハースとのコンストラクターズ・ランキング争いでチームを助けることができなかったとはいえ(8位のハースはケビン・マグヌッセンが8位で4ポイントを挙げ、9位アルファタウリとの差は2に広がった)、グリッド降格ペナルティー(ギアボックス交換による)で19番手からスタートしたので、オースティンで9位に入ってより多くのポイントを獲得できたのは良い驚きでした」と米国GPを振り返り、さらに以下のように続けている。

「身体的には厳しいレースになりましたが、車は楽しくドライビングができ、良いオーバーテイクも何度か上手くやることができました。全体的に、予選が弱点になったものの、中団争いにおいてはかなり競争力があったように見えました」

 自身のSNSでも「9位で、ついにポイント圏内に戻ることができました! 多くのオーバーテイクを楽しむこともできました。そして何より、これは(ディートリヒ・)マテシッツ氏のためのものです」と喜びを表わすとともに、久々のポイントを22日に亡くなったレッドブル共同創業者に捧げた22歳の日本人ドライバーは、次なる戦いの場となるメキシコの特異なコースについての印象を明かした。

「コースについて言えるのは、メキシコシティーの標高(約2200メートル)のせいで、土イビングにおいてはかなり変わったコースだということです。空気が薄いため、ダウンフォースを最大にして走行しても、それがないように感じます」

「昨季、初めて走った時には変な感じでしたが、すぐに適応でき、とりわけ予選のフライングラップでのパフォーマンスには満足したことを憶えています。このコースは好きであり、特に低速でトリッキーなセクター2。あと、車がスライドさせながら走るのも楽しく、カートを思い出します!」
 
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