そして、「ブレーキングゾーンを正しく理解することが、とても重要になります。フリー走行（FP）１回目ではリアム（・ローソン）が僕の代わりに走行することになるので、FP２はブレーキングで自信を高めるために、とても重要な時間になります」と指摘した後、この週末の意気込みを語っている。
  「昨季は予選でトップ10（９番手）に入ったものの、パワーユニット交換により後方（17番手）からのスタートとなり、１周目で他車と接触してレースを終えることになり、残念でした。今季の残り３戦では、より多くのポイントを獲得することを目指しており、クリーンな週末を過ごさなければなりません」

　昨季のリベンジを誓う角田、そして最終盤での巻き返しによってチャンピオンシップでライバルのハースを追い抜きたいアルファタウリについて、イタリアの自動車専門サイト『MOTORIONLINE』は「ラスト３戦目のメキシコGPで、ユウキは“確約”を探している。歴史的にエキサイティングで、驚きに満ちたレースが多いメキシコでトップ10入りすることは、イタリア・ファエンツァのチームにとっても、シーズンのフィナーレに異なったスピリットで臨むことが可能になる」と、今週末の重要性を強調した。

構成●THE DIGEST編集部
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