全日本大学駅伝の記者会見に有力5校の指揮官たちが出席。6日の決戦を翌日に控えて、早くも“熱いバトル”が繰り広げられた。
今回の大本命となるのが10月の出雲駅伝を完勝した駒澤大だ。全日本は2区にスーパールーキー佐藤圭汰、7区に絶対エースの田澤廉(4年)を配置。大八木弘明監督は当日変更で3選手の投入を明言しており、最終8区に昨年優勝テープを切った花尾恭輔(3年)、3区に出雲6区で復活の区間賞を獲得した鈴木芽吹(3年)、それからハーフマラソンで日本人学生最高記録を持つ山野力(4年)の出走が予想されている。
大八木監督は「3連覇を狙いに来ています。出雲は良くなかった田澤の状態も上がってきました。ミスさえしなければ80~90%は勝てるかなという思いがあります」と自信を口にした。
では、駒大にストップをかける大学は現れるのか。有力校の現状を探っていきたい。
箱根王者・青山学院大は原晋監督が「プライド大作戦!」を発令。「初めて全日本にバッチシ状態を合わせることができたかなと思います。目標は優勝です。プライドを持って(優勝確率は)100%で頑張っていきたい」と自信満々だ。
主力に4年生が多く、夏合宿のダメージは少ないという。そのなかでも原監督が「駅伝男」と評価する岸本大紀(4年)と佐藤一世(3年)を出雲のメンバーから外したことで、全日本にピークを合わせられたのが大きいようだ。
ライバル駒大に関して原監督は、「1区が遅れて、2区佐藤君が突っ込んで入り、終盤暑さでペースダウンするような展開になれば……」と話していたが、青学大としてはまずは2区がポイントになりそうだ。2区には白石光星(2年)を入れているが、原監督は当日変更で2選手を入れ替えるという。順当なら近藤幸太郎(4年)と中村唯翔(4年)の起用が有力だ。
昨年は近藤が7区で田澤との差を18秒で食い止めている。一方の中村は2区で区間14位と失速した。エース近藤を2区に入れて先制攻撃を仕掛けるのか。それとも「7区田澤」にぶつけるのか。原監督の采配に注目したい。
今回の大本命となるのが10月の出雲駅伝を完勝した駒澤大だ。全日本は2区にスーパールーキー佐藤圭汰、7区に絶対エースの田澤廉(4年)を配置。大八木弘明監督は当日変更で3選手の投入を明言しており、最終8区に昨年優勝テープを切った花尾恭輔(3年)、3区に出雲6区で復活の区間賞を獲得した鈴木芽吹(3年)、それからハーフマラソンで日本人学生最高記録を持つ山野力(4年)の出走が予想されている。
大八木監督は「3連覇を狙いに来ています。出雲は良くなかった田澤の状態も上がってきました。ミスさえしなければ80~90%は勝てるかなという思いがあります」と自信を口にした。
では、駒大にストップをかける大学は現れるのか。有力校の現状を探っていきたい。
箱根王者・青山学院大は原晋監督が「プライド大作戦!」を発令。「初めて全日本にバッチシ状態を合わせることができたかなと思います。目標は優勝です。プライドを持って(優勝確率は)100%で頑張っていきたい」と自信満々だ。
主力に4年生が多く、夏合宿のダメージは少ないという。そのなかでも原監督が「駅伝男」と評価する岸本大紀(4年)と佐藤一世(3年)を出雲のメンバーから外したことで、全日本にピークを合わせられたのが大きいようだ。
ライバル駒大に関して原監督は、「1区が遅れて、2区佐藤君が突っ込んで入り、終盤暑さでペースダウンするような展開になれば……」と話していたが、青学大としてはまずは2区がポイントになりそうだ。2区には白石光星(2年)を入れているが、原監督は当日変更で2選手を入れ替えるという。順当なら近藤幸太郎(4年)と中村唯翔(4年)の起用が有力だ。
昨年は近藤が7区で田澤との差を18秒で食い止めている。一方の中村は2区で区間14位と失速した。エース近藤を2区に入れて先制攻撃を仕掛けるのか。それとも「7区田澤」にぶつけるのか。原監督の采配に注目したい。