フィギュアスケートの全日本選手権が12月22日から大阪府門真市の東和薬品RACTABドームで４日間開催される。前日練習が21日に行なわれ、アイスダンスの小松原美里＆小松原尊、村元哉中＆髙橋大輔らが第１グループに登場した。

　両カップルとも22日から始まるリズムダンスの曲かけ練習を行ない、本番衣装で氷の感触を確かめた。小松原美里＆尊カップルは全日本選手権５連覇が懸かっており、「（会場は）2016年に出場した場所で、初めて全日本選手権で優勝したいい思い出があるので、今回もいい思い出を作りたいです」と美里は意気込みを語った。

「しっかり身体を使って体重を乗せられた。ＮＨＫ杯からブラッシュアップしたところを見せたい」（美里）
  　一方の“かなだい”こと、村元＆髙橋カップルは初の全日本選手権で優勝を目指している。曲かけ後はコーチと入念に上半身の動きを確認。ときどき小松原夫妻の状態が気になったのか、二人の動きを見ている場面もあった。

「いい練習ができた。氷の感触はいい。楽しみ」（村元）

「優勝を目指したい。フリーを集中的に練習していきたい。ここまで自分たちの中ではきちんと練習できている」（高橋）

“かなだい”は今年でカップル結成３シーズン目を迎える。村元は「１、２年目はなかなかいい演技ができていなかったので、楽しく滑りたい。今できることを100%でやりたい」とリズムダンスに向け、意気込みを語った。高橋は「最高のクリスマスイブにしたいです」と24日のクリスマスイブに行なわれるフリーダンスを見据え、気合いを入れた。

　アイスダンスは明日22日よりリズムダンスが14時45分よりスタートする。

取材・文●湯川泰佑輝（THE DIGEST編集部）

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