去る12月13日、東京・有明アリーナでボクシングWBOバンタム級王者のポール・バトラー(英国)を11回TKOで撃破し、アジア人として初、史上9人目となる4団体統一を成し遂げた井上尚弥(大橋)。今年も“モンスター”の名にふさわしいパフォーマンスで観るものを魅了し、その強さを世界に示してみせた。
【動画】強烈な打撃音に米メディア衝撃!井上尚弥のKOシーンをチェック
現在のボクシング界には、WBAスーパー、IBF、WBOヘビー級王者のオレクサンドル・ウシク(ウクライナ)、世界4階級制覇王者の“カネロ”ことサウル・アルバレス(メキシコ)、WBOウェルター級王者のテレンス・クロフォード(米国)など猛者が揃っているが、井上の存在感は決して小さくない。
現地20日には、英スポーツ専門メディア『Give Me Sport』は、「ウシク、カネロ、クロフォード、イノウエ:2022年のベストボクサーは誰だったか?」と題した特集を掲載。業界で最も権威があるとされる米老舗誌『The Ring』のパウンド・フォーパウンド(PFP)をもとにした独自のランクを作成し、今年のボクシング界を振り返っている。
気になる井上の順位は、ウシクに次ぐ2位だ。今年6月、宿敵ノニト・ドネア(フィリピン)との再戦を2回TKOで制した直後には、『The Ring』のPFPで日本人初となる1位に選出。8月に2位へ後退し、それから順位の変動は見られないが、世界的に見ても高い評価が得られていることは間違いないだろう。
記事では、無敗街道を突き進む井上について、「他のトップ10ファイターほどビッグネームではないかもしれない」としながらも、「世界最高の一人であることは間違いないだろう」と紹介。「ドネアやバトラーを払いのけ、戦績を24戦無敗(21KO)に伸ばした」と続け、今年の驚異的な活躍ぶりを伝えている。
バトラー戦後にスーパーバンタム級への転向を明言した井上。果たして、来年はどんな一年を過ごすのだろうか。今から楽しみは尽きない。
構成●THE DIGEST編集部
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気になる井上の順位は、ウシクに次ぐ2位だ。今年6月、宿敵ノニト・ドネア(フィリピン)との再戦を2回TKOで制した直後には、『The Ring』のPFPで日本人初となる1位に選出。8月に2位へ後退し、それから順位の変動は見られないが、世界的に見ても高い評価が得られていることは間違いないだろう。
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