無念の思いでいることは、想像に難くない。フィギュアスケートの“りくりゅう”こと、三浦璃来&木原龍一ペアが22日、全日本選手権欠場を発表した。
【画像】「これはツラい…」飛行機の遅延に巻き込まれた“りくりゅう”。落ち込む姿をチェック
同日、日本スケート連盟から正式発表があり、りくりゅうの欠場理由は、三浦と木原が練習拠点にしているカナダ・トロント発および経由地バンクーバー発のフライトが大幅に遅延したことに加え、スケート靴や衣装などがロストバゲージしたため。これにより、“りくりゅう”の3大会ぶりの全日本選手権出場が潰えた。
三浦と木原は22日11時過ぎ、囲みインタビューに応じ無念の思いを吐露した。
三浦は開口一番、「3年ぶりの全日本に向けて、二人とも仕上げてきていたので本当に残念な気持ちです」と語った。パートナーの木原は「ファイナルが終わった後に全日本に向けて調子も上げてきていましたし、過去2大会は出場できていなかったので、この全日本にかける気持ちはとても強くて、全日本選手権は僕たちのなかで本当に大切な試合だったので、今回はどうしようもないですけど、それぐらいものすごく悲しいです」とやりきれない思いを述べた。
”りくりゅう”が会場のある大阪に入ったのは今朝の7時か8時だったとのこと。木原は道中について「バンクーバーから成田へのフライトが遅れてしまったので、そこから今朝乗り継ぎで深夜3時頃に羽田に着いて、2時間ぐらいホテルで休憩して、朝7時半に着きました」と過酷な旅路だったという。
本来だと二人は、開会式の前日に到着し、前日練習と開会式に参加予定だった。「悪いことが全部重なってしまった。僕はスケート靴と衣装が全部なくて、手元にあるのはマッサージの機械だけ」と木原は苦笑いを浮かべた。三浦は自分のスケート靴は届いているが、衣装はまだ届いていないという。
「今シーズンたくさんの方に注目されて皆さんの前で演技をしたいという思いがすごく強くて、やっと僕たちのことを見て頂けることになったのに出場できなくなってしまったことは気持ちの整理がつかない」(木原)
「私たちにとって国内では大きな試合なので出場できなくて残念なんですけど、またファンの皆さまの前で滑れるときを目標に頑張りたいです」(三浦)
日本ペア初のGPファイナル王者として凱旋帰国しただけに、国内最高峰の舞台を目前にして、“りくりゅう”は演技を披露する機会を、思わぬアクシデントによって奪われてしまった。
取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)
【関連記事】ペアの“りくりゅう”が全日本選手権を欠場正式決定! まさかの理由は「フライトの大幅遅延」と「ロストバゲージ」【フィギュア】
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三浦と木原は22日11時過ぎ、囲みインタビューに応じ無念の思いを吐露した。
三浦は開口一番、「3年ぶりの全日本に向けて、二人とも仕上げてきていたので本当に残念な気持ちです」と語った。パートナーの木原は「ファイナルが終わった後に全日本に向けて調子も上げてきていましたし、過去2大会は出場できていなかったので、この全日本にかける気持ちはとても強くて、全日本選手権は僕たちのなかで本当に大切な試合だったので、今回はどうしようもないですけど、それぐらいものすごく悲しいです」とやりきれない思いを述べた。
”りくりゅう”が会場のある大阪に入ったのは今朝の7時か8時だったとのこと。木原は道中について「バンクーバーから成田へのフライトが遅れてしまったので、そこから今朝乗り継ぎで深夜3時頃に羽田に着いて、2時間ぐらいホテルで休憩して、朝7時半に着きました」と過酷な旅路だったという。
本来だと二人は、開会式の前日に到着し、前日練習と開会式に参加予定だった。「悪いことが全部重なってしまった。僕はスケート靴と衣装が全部なくて、手元にあるのはマッサージの機械だけ」と木原は苦笑いを浮かべた。三浦は自分のスケート靴は届いているが、衣装はまだ届いていないという。
「今シーズンたくさんの方に注目されて皆さんの前で演技をしたいという思いがすごく強くて、やっと僕たちのことを見て頂けることになったのに出場できなくなってしまったことは気持ちの整理がつかない」(木原)
「私たちにとって国内では大きな試合なので出場できなくて残念なんですけど、またファンの皆さまの前で滑れるときを目標に頑張りたいです」(三浦)
日本ペア初のGPファイナル王者として凱旋帰国しただけに、国内最高峰の舞台を目前にして、“りくりゅう”は演技を披露する機会を、思わぬアクシデントによって奪われてしまった。
取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)
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