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モータースポーツ

「F1界最大のスターになれる能力も」専門メディアが角田裕毅を“才能の塊”と形容! 2023年の全ドライバーの強みを紹介

THE DIGEST編集部

2023.01.06

F1での3年目のシーズンに突入する角田。果たしてその才能を爆発させることができるか。(C) Getty Images

F1での3年目のシーズンに突入する角田。果たしてその才能を爆発させることができるか。(C) Getty Images

 2023年のF1も10チーム20人のドライバーによって覇権が争われることになる。マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が3連覇を果たすのか、メルセデス勢が王座奪還を果たすのか、あるいは新たな王者が生まれるのか……興味は尽きない。
 
 また、今年はオスカー・ピアストリ(マクラーレン)、ニック・デ・フリース(アルファタウリ)、ローガン・サージェント(ウィリアムズ)が新たに、世界最高峰レースにフル参戦する。それぞれ異なるタイプのルーキーが、世界で最も難しいレースでいかなるパフォーマンスを披露するかも気になるところだ。

 このように、多くの注目点を提供する20人のドライバーだが、英国のスポーツ専門サイト『sportskeeda』は、シーズンプレビューの意味も含めて、改めて「全F1ドライバーの最も重要なストロングポイント」を紹介。一時のF1では増加していた「ペイドライバー」ではなく、それぞれが他とは一線を画すスキルを持った20人の特徴が、端的に記されている。

 まず、現王者のフェルスタッペンについては、「最大の強みとして、その膨大な『才能の貯蔵庫』を挙げる者が多いが、それは必ずしも真実ではない。彼を際立たせているのは、その一貫性と、週末ごとに非常に高いレベルでパフォーマンスを発揮できる能力だ。20以上の、ほとんど絶え間ないスケジュールの中でそれをこなせることこそ、彼の偉大さを示している」と指摘している。

 その他では、王者のチームメイトであるセルジオ・ペレスが「タイヤ・マネジメントとレースの組み立て」、フェラーリのシャルル・ルクレールは「生来の速さ」、カルロス・サインツは「才能では他のドライバーには及ばないかもしれないが、レース運びが整然としており、車の細部を理解していること」、メルセデスのルイス・ハミルトンは「レースの全体像を頭に描き、それを忠実に実践できる能力」、ジョージ・ラッセルは「最大の武器は、敵に忍び寄る能力。まさに『静かな暗殺者』」だという。

 アルピーヌのエステバン・オコンは「最後まで諦めず、コースのどこでもバトルを厭わない」、新加入のピエール・ガスリーは「どん底に落ちても反撃できる精神的強さ」、マクラーレンのランド・ノリスは「フェルスタッペンのような安定感。昨季はこれでチームメイトのダニエル・リカルドを混乱させた」、ルーキーのピアストリは「早熟な才能」、アルファロメオのヴァルテリ・ボッタスは「予選での速さ」、ジョウ・グァンユは「生まれつきの速さを持ち、F1に値する」というものだった。
 
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