2014年ソチ・オリンピック銀メダリストの葛西紀明が今月14日から札幌大倉山で行なわれるFISコンチネンタルカップ2023の日本代表メンバーに選出された。
葛西は9日まで開催されていたジャンプHBCカップに出場し、合計192.9点で13位となり、その後の記録会でも5位の成績を残した。これらの結果によりコンチネンタルカップの代表入りが決定した。
【PHOTO】葛西紀明、荒川静香、清水宏保!冬季五輪で輝いた歴代日本人メダリストを一挙紹介! そのキャリアは40年にも及ぶと言われ、史上最多8度の五輪出場歴を誇る「レジェンド」の2シーズンぶりとなる国際舞台への復帰だ。そのニュースは選出決定から間もなく欧州でも報じられており、さらにその先のステージへの可能性にも触れている。
ポーランドの放送局『TVP SPORT』では現地時間9日、葛西のHBCカップの結果や代表入りを伝える特集記事を配信。その中では「6月で51歳になるが、ジャンプ競技の終わりは考えていない。札幌で開催されるコンチネンタルカップの日本代表にノリアキ・カサイが選出された」と綴られており、さらに「そして、これがワールドカップ復帰へのチャンスにもなるかもしれない」として、1月20日からの札幌W杯出場への見込みにも言及している。
また同じくポーランドのスポーツメディア『WP SportoweFakty』でも葛西のコンチネンタル杯代表入りを大きく報じており「カサイが帰ってきた。日本でのW杯出場を目指す」と銘打ったトピックの中で、日本人ジャンパーの足跡を称えている。
同メディアは「今のところ、トップクラスで戦う方向へ一歩ずつ進んでいる。来週末(1/14-15)には札幌でコンチネンタル杯が開催され、カサイもこの大会に招集されたひとりである」と代表返り咲きを評しており、さらに、葛西自身による「今シーズンの目標は、W杯に復帰すること。これまで569回出場しており、600試合出場を目指している」と語ったコメントも掲載。
加えて「ノリアキにとっては、2年以上ぶりのコンチネンタルカップ復帰戦となり、1月20日、21日、22日に札幌で開催されるW杯のメンバー入りを確実にするチャンスだ」として50歳での大舞台出場に期待を寄せている。
精神力、フィジカルとも衰えを見せず、異次元の領域を歩み続ける葛西紀明。ギネス記録にも認定されている通算569回のW杯出場回数のさらなる更新さえ現実味を帯びてきている。
構成●THE DIGEST編集部
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ポーランドの放送局『TVP SPORT』では現地時間9日、葛西のHBCカップの結果や代表入りを伝える特集記事を配信。その中では「6月で51歳になるが、ジャンプ競技の終わりは考えていない。札幌で開催されるコンチネンタルカップの日本代表にノリアキ・カサイが選出された」と綴られており、さらに「そして、これがワールドカップ復帰へのチャンスにもなるかもしれない」として、1月20日からの札幌W杯出場への見込みにも言及している。
また同じくポーランドのスポーツメディア『WP SportoweFakty』でも葛西のコンチネンタル杯代表入りを大きく報じており「カサイが帰ってきた。日本でのW杯出場を目指す」と銘打ったトピックの中で、日本人ジャンパーの足跡を称えている。
同メディアは「今のところ、トップクラスで戦う方向へ一歩ずつ進んでいる。来週末(1/14-15)には札幌でコンチネンタル杯が開催され、カサイもこの大会に招集されたひとりである」と代表返り咲きを評しており、さらに、葛西自身による「今シーズンの目標は、W杯に復帰すること。これまで569回出場しており、600試合出場を目指している」と語ったコメントも掲載。
加えて「ノリアキにとっては、2年以上ぶりのコンチネンタルカップ復帰戦となり、1月20日、21日、22日に札幌で開催されるW杯のメンバー入りを確実にするチャンスだ」として50歳での大舞台出場に期待を寄せている。
精神力、フィジカルとも衰えを見せず、異次元の領域を歩み続ける葛西紀明。ギネス記録にも認定されている通算569回のW杯出場回数のさらなる更新さえ現実味を帯びてきている。
構成●THE DIGEST編集部
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