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「ユヅルが里帰り」五輪公式も熱視線送る羽生結弦『3.11』凱旋公演「希望の光を感じた」“星降る夜”に特別な思い

THE DIGEST編集部

2023.01.13

プロ転向後、初めて故郷でアイスショーを開催する羽生。決して忘れられない3.11に特別な思いを込めて滑る。写真:田中研治(THE DIGEST写真部)

プロ転向後、初めて故郷でアイスショーを開催する羽生。決して忘れられない3.11に特別な思いを込めて滑る。写真:田中研治(THE DIGEST写真部)

 この男の一挙手一投足に、五輪公式も熱視線を注いでいる。ソチ、平昌オリンピックで2連覇を飾り、去年7月にプロ転向を表明した羽生結弦だ。

 東日本大震災から12年目を迎える今年。羽生が故郷・宮城県で、念願のアイスショー公演を行なうことが1月9日に発表された。開催日時は3月10日、11日、12日の3日間で、アイスショーのタイトルは「羽生結弦 notte stellata」。場所は宮城・セキスイハイムスーパーアリーナだ。
【動画】「星がきれいだった。希望の光を感じた」羽生結弦の胸中をチェック

 そして、翌10日には追加キャストも発表され、羽生と縁のあるスケーターたちが名を連ねた。2014年ソチ五輪の団体戦でともに戦った2012年世界選手権銅メダルの鈴木明子、2015年の世界選手権銀メダルの宮原知子、2018年平昌五輪代表の田中刑事、2014年四大陸選手権優勝の無良崇人、同じ仙台市出身の本郷理華といった日本人スケーターだけでなく、海外勢では米国のジェイソン・ブラウンや振付師のシェイリーン・ボーンなど、トップレベルのスケーターも参戦が決まった。

 このニュースに、オリンピック公式サイト『Olympics.com』も反応している。同サイトの記事によると「オリンピックを2連覇したユヅル・ハニュウが、宮城県に里帰りする」と羽生のプロ転向後初の地元凱旋公演を称えている。

 その上で、「仙台市で育ち、2011年3月11日の東日本大震災で被災したこのスターは、震災から12年を迎えるにあたり、プロフェッショナル・アイスショー『notte stellata』を故郷に持ち帰る」と特別な公演であることを付け加えている。
 
『notte stellata』とは、イタリア語で『星降る夜』を意味する。タイトルは震災直後、宮城県の上空の星降る夜に由来していると言われている。同記事によると、羽生は震災で最も深刻な被害を受けた東北地方への恩返しであると語っている。

 羽生は続けて「これまで3月11日はコメントを出すだけで、演技をすることはできませんでした」と語り、出演したくてもなかなか出演する機会がなかったり、観客に何かを届けることができなかったと、これまで故郷へのギフトが叶えられなかったと述べている。それが、震災から12年目を迎えた今年、ようやく故郷への恩返しが実現できたと胸の内を表している。

 羽生は震災直後の状況を回顧し、当時16歳の心情を記事中に吐露している。

「震災の日、星がきれいだった。3月11日は真っ暗で星空が広がっていた。希望の光を感じることができました」

 2023年3月11日。28歳になった2度のオリンピック王者は、被災地のリンクにどんな表情で立ち、どんな言葉を伝えるのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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