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小林陵侑が11位→3位で2戦連続の表彰台!ヒルサイズに迫る「満足」の大ジャンプを披露【スキージャンプ】

THE DIGEST編集部

2023.01.21

2本目に135.5メートルを飛び3位入賞を果たした小林。(C)Getty Images

 1月21日、ノルディックスキージャンプ男子W杯の15戦目が札幌市大倉山ジャンプ競技場(ヒルサイズ=137メートル、K点=123メートル)に開催され、日本のエースである小林陵侑は、合計276.1ポイトで3位入賞。

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 前日には今季初優勝を飾った26歳だが、この日は1本目に129メートルで11位と出遅れた。だが気持ちを切り替えて臨んだ2本目は、追い風が吹く悪条件のなか鋭く飛び出すと、すぐに飛型を完成させた。着地間際まで距離を伸ばすと、ヒルサイズに迫る135.5メートルを記録。最後は綺麗にテレマークを決めると、2試合連続となる表彰台を決めた。

 優勝は、139メートル、135.5メートルと2本ビッグジャンプを揃えたシュテファン・クラフト(オーストリア)。2位には、ハルボルエグネル・グラネル(ノルウェー)が入り、7戦連続表彰台とした。
 
 表彰式後、小林は「自分としてもすごく良い流れだったので、満足できるジャンプができて良かったです」と喜びを語った。2戦連続表彰台という好結果に、「今すごく良い感じで飛べているので、ヨーロッパに戻ってもこれが出来るようにしたい」と話す。

 明日も同ジャンプ台で16戦目が行なわれる。前半不調に苦しんだ彼が、自国開催で完全復活を見せている。そんな彼は「また明日もビッグジャンプを見せられるようにしたい」と意気込んだ。

構成●THE DIGEST編集部

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