専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
マラソン・駅伝

鈴木健吾vs大迫傑の“新旧日本記録保持者”が直接対決!箱根Vメンバー山野力ら大学生も参戦【東京マラソン】

THE DIGEST編集部

2023.01.27

現日本記録保持者の鈴木(右)と前保持者の大迫(左)が東京マラソンで直接対決をする。(C)Getty Images

現日本記録保持者の鈴木(右)と前保持者の大迫(左)が東京マラソンで直接対決をする。(C)Getty Images

 現マラソン日本記録保持者の鈴木健吾(富士通)と大迫傑(Nike)が、3月5日(日)に開催される『東京マラソン』で直接対決することが決まった。

 1月26日、同大会を主催する東京マラソン財団は、招待選手とエリート選手を発表した。特に男子は豪華メンバーで、鈴木や大迫をはじめ、2時間6分台の自己ベストを持つ土方英和(旭化成)や昨年シカゴマラソンで6位の細谷恭平(黒崎播磨)、井上大仁(三菱重工)、吉田祐也(GMO)、其田健也(JR東日本)、小山直城(Honda)の8人を招待した。

 大迫は2020年の同大会で当時日本記録となる2時間5分29秒を記録し、東京五輪の最後の切符を勝ち取ると、1年遅れで行なわれたオリンピックでは6位入賞を果たした。直後に引退したランナーだが、昨年2月に現役復帰を発表。11月のニューヨークシティーマラソンでは2時間11分31秒で5位だった。

 一方、2021年2月のびわ湖毎日マラソンで2時間4分56秒と大迫が保持していた日本記録を塗り替えたのが鈴木だった。前回の東京マラソンでは2時間5分28の日本歴代2位で走っている。昨夏のオレゴン世界陸上は直前に新型コロナウィルスに感染し、やむを得ず欠場した。
 
 さらに面白いことに2018年の同大会で当時の日本記録を打ち立てた設楽悠太(Honda)もエリート選手に名を連ねている。ほかにも、東京五輪代表の中村匠吾(富士通)やオレゴン世界陸上代表の星岳(コニカミノルタ)がエントリーされた。

 また、大学生ランナーは4人が挑戦する。今年の箱根駅伝で総合優勝した駒大の山野力をはじめ、嶋津雄大(創価大)、中山雄太(日本薬科大)、佐藤颯(亜細亜大)の名前が挙がった。

 早野忠昭レースディレクターは、「今大会は日本勢の記録を意識し、2時間4分30秒のフィニッシュを目指すペース設定にします」とコメントしている。その思惑どおりとなるか。日本記録の誕生に期待だ。

構成●THE DIGEST編集部

【関連記事】「絶対飛んでるでしょ!」岡山の“スーパー中学生”ドルーリー朱瑛里が海外でも話題に!驚異の17人抜きには英記者も脱帽【女子駅伝】

【関連記事】ライバルを押しのけた走者が妨害で失格に! 大会史上最悪の“非スポーツマン行為”に運営者も唖然「恐怖を感じた」

【関連記事】「3日前に大喧嘩したんです笑」――新谷仁美を日本歴代2位に導いた新田良太郎コーチが衝撃の告白!「まじで地獄だった」

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号