専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
マラソン・駅伝

瀬古利彦のラブコールは届かず。――日本歴代2位の新谷仁美がMGC「出場はしません」と断言!

THE DIGEST編集部

2023.02.10

新谷(右)のMGC出場を瀬古氏(左)が要請。しかし新谷は「出場はしません」と断言した。写真:THE DIGEST編集部、Getty Images

新谷(右)のMGC出場を瀬古氏(左)が要請。しかし新谷は「出場はしません」と断言した。写真:THE DIGEST編集部、Getty Images

 10月15日に開催されるパリ五輪のマラソン日本代表選考レース、マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)に、出場権を持つ新谷仁美(積水化学)が、「不出場」を言い切った。

 2月9日に行なわれた同大会のコース発表会見で、日本陸上競技連盟ロードランニングコミッション リーダーの瀬古利彦氏は「全員出てほしい。『1人でない』と発表している。それは寂しい」と、出場回避することを口にしていた新谷にラブコールを送ったのだ。

 同ニュースを目にしたのだろうか、新谷は自身のTwitterで「瀬古さん、ありがとうございます」と感謝を述べたうえで、改めてこう明言したのだ。

「事前にお伝えした通り、出場はしません。ご理解のほどよろしくお願い致します」
 
 先月のヒューストンマラソンで、新谷は2時間19分24秒と日本歴代2位となる好走を見せていた。タイムだけを見れば、紛れもなく“現役最強”選手であるにもかかわらず、新谷は早々に出ないという道を選んでいる。

 瀬古氏は「4年前より確実に男女ともレベルが上がっているのが嬉しい。これをパリに繋げていかないといけない」と日本選手のレベルの向上を称えているが……。果たして、彼女の選択は、他の日本選手にどのような影響を与えるだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

【関連記事】福士加代子の「意外と真面目」な“素顔”に瀬古利彦も驚き!ふたりのレジェンドが勧めるMGC対策とは?

【関連記事】瀬古利彦「全員出てほしい」とMGC回避予定の新谷仁美にラブコール!観戦“一押しポイント”は6回通る「須田町」

【関連記事】「注目され過ぎるのは好きではない」15歳のドルーリー朱瑛里、“報道のプレッシャー”に苦悩を吐露。岡山陸協は「大事に育てたい」

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号