ロベルト・カルロスといえば、輝かしいブラジル・サッカーの歴史にその名を残すレジェンド中のレジェンドであり、その強力な左足のキック力を武器に、どこからでも、どんな距離からもシュートを放って多くのスーパーゴールを生み出した、超攻撃的なSBである。
 
　1996年から11シーズン在籍したレアル・マドリーでは、ラ・リーガ４回、チャンピオンズ・リーグ（CL）３回、インターコンチネンタル・カップ（トヨタカップ）２回の優勝を飾り、ブラジル代表としても2002年日韓ワールドカップで世界一となり、コパ・アメリカも２度制するなど、輝かしいタイトル歴を誇る。個人でも、1998年フランス大会、日韓大会と２度のW杯でベストイレブンに選出され、バロンドールでは2002年、FIFA最優秀選手賞は1997年に、それぞれ２位にランクインしている。

　パルメイラス（ブラジル）、インテル（イタリア）、マドリー（スペイン）、フェネルバフチェ（トルコ）、コリンチャンス（ブラジル）、アンジ・マハチカラ（ロシア）、デリー・ディナモス（インド）とクラブを渡り歩き、2015年に現役を退いた偉大な男は、４月10日に50歳の誕生日を迎えた。

　自身のSNSでは、ロナウド、フェルナンド・モリエンテス、フェルナンド・イエロ、スナイデル、ハビエル・サネッティ、マルコ・マテラッツィ、ジョン・テリー、ジュリオ・セーザル、ジーコ、さらにはジャンニ・インファンティーノFIFA会長と、様々な国の様々な人々から祝福の動画が公開され、彼はそれに対して「愛をありがとう」と感謝の言葉を投稿している。

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