現地時間4月16日、バレーボールのイタリアリーグセリエAで2022-23シーズンのプレーオフ準決勝第2戦が行われ、男子日本代表の石川祐希が所属するパワーバレー・ミラノがルーベ・チヴィタノーヴァとホームで対戦。セットカウント3-2(25-18、20-25、25-21、21-25、15-9)で勝利を収め、対戦成績を1勝1敗とした。
最多5試合で3戦先勝したチームが勝ち抜けるこの準決勝。準々決勝でペルージャを退けクラブ史上初の舞台に立ったミラノは、過酷な日程のなかアウェーでの初戦でストレート負けを喫した。この第2戦では、ホームの応援を力に仕切り直したいはず。ペルージャから3勝を奪った原動力は、データに基づくブロックから、しぶとく繋いで攻め込むチーム力を駆使した戦法。それを機能させることができれば、勝機は十分なはずだ。
一方、昨シーズンの王者チヴィタノーヴァは、準々決勝5戦の通算エース42本。モデナに12本差をつけ断トツ首位のサーブがパワーポイントだ。なかでも、複数の欧州リーグを制覇し日本でもプレー経験のあるウラジミール・ニコロフの長男アレクサンダルは、19本を記録してサーブ個人ランク1位。加えて、トップスコアラー(99得点)でもあり、その決定力は要注意だ。さらに、本来はオポジット(OP)を務めるイタリア代表イヴァン・ザイチェフ(昨年の世界選手権は招集外)が、プレーオフではアウトサイドヒッター(OH)として出場し、チームの守備を堅固にしている。
ミラノは、約5,300人の観衆が本拠地で声援を送る第2戦へ、これまでと同じく石川を中核に据えた布陣で挑んだ。
第1セット、ミラノは開始直後からキューバ代表OHオスニエル・メルガレホの連続得点と、フランス代表OPジャン・パトリーのエース1本を含むサーブで攻め込む。すると、相手のアタックミスも手伝い、いきなり6-0の大量リード。以降も石川の安定したレセプションから司令塔のイタリアU22代表パオロ・ポッロが、攻撃でも好調なパトリーにボールを集めてチヴィタノーヴァを圧倒する。ミラノは石川のブロックアウトでセットポイントを握り、2度目のチャンスで相手のサーブがミスとなり1セットを先取した。
接戦を繰り広げた第2セットは、終盤の入りでサーブと攻撃のミスで失速し、そのまま落としてしまう。しかし、第3セットでは粘り強い守備を石川がことごとく得点へ変え、ミラノのスイッチを入れる。エース1本を含むポッロのサーブでは、ブロックのほか2得点を挙げて、4連続ブレークに貢献。これでリードを奪ったミラノはそのまま逃げ切り、試合を先行した。
【動画】準決勝第2戦、MVP石川祐希が攻守に大活躍!
最多5試合で3戦先勝したチームが勝ち抜けるこの準決勝。準々決勝でペルージャを退けクラブ史上初の舞台に立ったミラノは、過酷な日程のなかアウェーでの初戦でストレート負けを喫した。この第2戦では、ホームの応援を力に仕切り直したいはず。ペルージャから3勝を奪った原動力は、データに基づくブロックから、しぶとく繋いで攻め込むチーム力を駆使した戦法。それを機能させることができれば、勝機は十分なはずだ。
一方、昨シーズンの王者チヴィタノーヴァは、準々決勝5戦の通算エース42本。モデナに12本差をつけ断トツ首位のサーブがパワーポイントだ。なかでも、複数の欧州リーグを制覇し日本でもプレー経験のあるウラジミール・ニコロフの長男アレクサンダルは、19本を記録してサーブ個人ランク1位。加えて、トップスコアラー(99得点)でもあり、その決定力は要注意だ。さらに、本来はオポジット(OP)を務めるイタリア代表イヴァン・ザイチェフ(昨年の世界選手権は招集外)が、プレーオフではアウトサイドヒッター(OH)として出場し、チームの守備を堅固にしている。
ミラノは、約5,300人の観衆が本拠地で声援を送る第2戦へ、これまでと同じく石川を中核に据えた布陣で挑んだ。
第1セット、ミラノは開始直後からキューバ代表OHオスニエル・メルガレホの連続得点と、フランス代表OPジャン・パトリーのエース1本を含むサーブで攻め込む。すると、相手のアタックミスも手伝い、いきなり6-0の大量リード。以降も石川の安定したレセプションから司令塔のイタリアU22代表パオロ・ポッロが、攻撃でも好調なパトリーにボールを集めてチヴィタノーヴァを圧倒する。ミラノは石川のブロックアウトでセットポイントを握り、2度目のチャンスで相手のサーブがミスとなり1セットを先取した。
接戦を繰り広げた第2セットは、終盤の入りでサーブと攻撃のミスで失速し、そのまま落としてしまう。しかし、第3セットでは粘り強い守備を石川がことごとく得点へ変え、ミラノのスイッチを入れる。エース1本を含むポッロのサーブでは、ブロックのほか2得点を挙げて、4連続ブレークに貢献。これでリードを奪ったミラノはそのまま逃げ切り、試合を先行した。
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