F1第4戦のアゼルバイジャン・グランプリ、アルファタウリの角田裕毅は10位入賞を飾り、2戦連続でポイントを獲得することに成功した。
【画像】完全に脱輪。アゼルバイジャンGPで角田を襲った災難シーン 開幕3戦では車の性能の低さに苦しみながらも、バーレーン、サウジアラビアと入賞圏内に肉迫しての11位、そしてオーストラリアではついに10位と大健闘を見せていた角田。長いブレイク期間でアップデートを施した「AT04」は課題だった直線速度も上がるなど、戦闘力を増したことで、バクーでの予選では今季初のQ3進出を果たし、8番グリッドを手に入れるなど、進化を示してみせた。
決勝ではオープニングラップで2つ順位を落としたが、冷静なレース運びでチャンスを窺い続け、最後はポイント圏内をゲット。本人は予選から順位を落としたことを不満に感じているものの、各国のメディアは今回も日本人ドライバーのドライビングに高い評価を下しており、それは10点満点の採点にも表われている。
英国のモータースポーツ専門サイト『CRASH』は「8.5」という高採点を角田に与え、「アルファタウリのドライバーは今季ここまで、輝かしい光のひとつであり続けている。10位で逃げ切るために、また新たな成熟したドライビングを披露した」と終始ポジティブな記述。一方、『PLANETF1.COM』も「7」と及第点以上の採点で、寸評では「『ミスター11位』は、勇気づけられるパフォーマンスによって、すぐに『ミスターポイント』に変貌した」と綴った後、以下のように続けた。
「角田にとっては、簡単なポイント獲得の1つだった可能性がある。レースでのほとんどの時間をトップ10外で過ごしたものの、DRSトレインの中で、エステバン・オコン(アルピーヌ)とニコ・ヒュルケンベルク(ハース)がいずれ彼らのポジションを"犠牲"にしなければならないことを知っていたからだ。チームメイトのニック・デ・フリースと比較すると、角田のシーズンスタートは、今季でチーム代表を退任するフランツ・トストにとっての早い引退の贈り物となりそうだ」
『TOTAL MOTORSPORT』は「角田の素晴らしい週末の仕事は、今季初のQ3進出と、決勝レースでさらにポイントを獲得したことだった。スプリントでは、早々にレースを終えてしまったのは残念だった」と振り返り、採点は「7」。対して、『MOTORSPORTWEEK』は「8」と高採点で、こちらも寸評は彼に対して好意的な内容となっている。
「週末唯一のプラクティスセッションで重要な走行時間を失ったものの、角田は素晴らしい予選を見せ、AT04をQ3まで導いた。スプリントでの日本人ドライバーは、1周目で壁に接触してリタイアすることになったが、決勝では接近した中段グループでポジションを維持し、オコンとヒュルケンベルクがピットインしたことで、最終的にポイントを獲得した」
【画像】完全に脱輪。アゼルバイジャンGPで角田を襲った災難シーン 開幕3戦では車の性能の低さに苦しみながらも、バーレーン、サウジアラビアと入賞圏内に肉迫しての11位、そしてオーストラリアではついに10位と大健闘を見せていた角田。長いブレイク期間でアップデートを施した「AT04」は課題だった直線速度も上がるなど、戦闘力を増したことで、バクーでの予選では今季初のQ3進出を果たし、8番グリッドを手に入れるなど、進化を示してみせた。
決勝ではオープニングラップで2つ順位を落としたが、冷静なレース運びでチャンスを窺い続け、最後はポイント圏内をゲット。本人は予選から順位を落としたことを不満に感じているものの、各国のメディアは今回も日本人ドライバーのドライビングに高い評価を下しており、それは10点満点の採点にも表われている。
英国のモータースポーツ専門サイト『CRASH』は「8.5」という高採点を角田に与え、「アルファタウリのドライバーは今季ここまで、輝かしい光のひとつであり続けている。10位で逃げ切るために、また新たな成熟したドライビングを披露した」と終始ポジティブな記述。一方、『PLANETF1.COM』も「7」と及第点以上の採点で、寸評では「『ミスター11位』は、勇気づけられるパフォーマンスによって、すぐに『ミスターポイント』に変貌した」と綴った後、以下のように続けた。
「角田にとっては、簡単なポイント獲得の1つだった可能性がある。レースでのほとんどの時間をトップ10外で過ごしたものの、DRSトレインの中で、エステバン・オコン(アルピーヌ)とニコ・ヒュルケンベルク(ハース)がいずれ彼らのポジションを"犠牲"にしなければならないことを知っていたからだ。チームメイトのニック・デ・フリースと比較すると、角田のシーズンスタートは、今季でチーム代表を退任するフランツ・トストにとっての早い引退の贈り物となりそうだ」
『TOTAL MOTORSPORT』は「角田の素晴らしい週末の仕事は、今季初のQ3進出と、決勝レースでさらにポイントを獲得したことだった。スプリントでは、早々にレースを終えてしまったのは残念だった」と振り返り、採点は「7」。対して、『MOTORSPORTWEEK』は「8」と高採点で、こちらも寸評は彼に対して好意的な内容となっている。
「週末唯一のプラクティスセッションで重要な走行時間を失ったものの、角田は素晴らしい予選を見せ、AT04をQ3まで導いた。スプリントでの日本人ドライバーは、1周目で壁に接触してリタイアすることになったが、決勝では接近した中段グループでポジションを維持し、オコンとヒュルケンベルクがピットインしたことで、最終的にポイントを獲得した」