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「今、僕は世界最速だ!」王者カーリーが9秒台2本揃え圧勝! 日本人トップの坂井隆一郎も好感触【セイコーGGP】

永野祐吏(THE DIGEST編集部)

2023.05.21

予選、決勝ともに9秒台で日産スタジアムを駆け抜けたカーリー。写真:金子拓弥(THE DIGEST)

予選、決勝ともに9秒台で日産スタジアムを駆け抜けたカーリー。写真:金子拓弥(THE DIGEST)

 昨年の世界選手権王者が9秒台を2本、いとも簡単に出してしまった。

 陸上大会「セイコーゴールデングランプリ」が5月21日、神奈川・日産スタジアムで行われた。男子100メートルでは、フレッド・カーリー(米国)が9秒88(追い風1.5メートル)の大会新で予選を突破すると、その1時間半後の決勝では9秒91(追い風0.4メートル)を叩き出し、優勝を飾った。

 オレゴン世界選手権の金メダリストに日本人スプリンターが対抗できたのは、約50メートルほど。フライングで2度のやり直しも動じず、最後まで集中したレースを見せたカーリーは、2位以下に0.19秒差をつけて圧勝した。

 もはや貫禄さえ感じさせる28歳は、レース後「ブダペストは楽勝だと思います」と連覇に向けて自信をみなぎらせたうえで、「今、僕は世界最速だ!記録とかメダルでそれを裏付ける必要がある。記録は水物でどんどん変わっていくけど、メダルは一生続くものだ」と強さを証明する所以を語った。
 
 同レースで10秒10と、日本人トップの3位に入ったのは、同じくオレゴン世界選手権に出場した坂井隆一郎(大阪ガス)だ。そんな彼は、「去年より地力が付いてきたと、今回のレースを通じて感じました」と手応えを口にしたうえで、こう続けた。

「設定タイムを10秒0台、10でこの試合に挑んでいた。そこは達成できた。日本選手権に向けていいはずみになったのではないか」

 今夏に開催される世界選手権に向け、それぞれが状態を上げているようだ。ブダペストの地で熱き戦いが待っている予感が早くもする。

取材・文●永野祐吏(THE DIGEST編集部)

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