5月21日に宇都宮市・カンセキスタジアムとちぎで開催された東日本実業団選手権の男子3000メートル障害で大会側のミスが発覚。同種目は参考記録扱いとなった。
ラスト2周で先頭に踊り出たのが、吉田光汰(埼玉医科大学G)だ。彼のロングスパートに反応した中園慎太朗(埼玉医科大学G)は猛追。だが吉田は振り切り、8分40秒79で1位でゴールした。その後、運営上の問題が判明し、記録は非公式となった。
運営上のミスとは、91.4センチあるはずの水濠障害が15.2センチ低い女子用の高さだったのだ。実は同競技の直前に女子が行なわれており、そのままの状態で、男子がスタートする事態が起きていた。これには、吉田は「1年に数回しか走ることがない種目で1本のレースがとても大事になってくるので、今回はすごく残念でした」と自身のTwitterで嘆いた。
そして「高さが低いのもすぐに気づき、このレースどうなるのだろうと考えながら走っていました」と競技中の心境を明かした。また、3000メートル障害を制した彼は「この種目だけでなくリレーや周数表示などにも問題あるのを見かけました」と指摘する。
最後には「日本選手権はがんばります」と6月の大舞台に向けて、早くも気持ちを切り替えたようだ。
構成●THE DIGEST編集部
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そして「高さが低いのもすぐに気づき、このレースどうなるのだろうと考えながら走っていました」と競技中の心境を明かした。また、3000メートル障害を制した彼は「この種目だけでなくリレーや周数表示などにも問題あるのを見かけました」と指摘する。
最後には「日本選手権はがんばります」と6月の大舞台に向けて、早くも気持ちを切り替えたようだ。
構成●THE DIGEST編集部
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