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「日本の天才が帰ってきた!」“強敵”早田ひなを打ち負かした伊藤美誠に中国メディアが熱視線!「自信を取り戻している」【卓球】

THE DIGEST編集部

2023.06.21

順調に勝ち上がり2位に入った伊藤。今大会では歓喜の涙も見られた。(C) Getty Images

 6月18日、2024年パリ五輪代表選考対象大会を兼ねて「Tリーグ個人戦・ノジマカップ」の女子決勝が東洋大学赤羽台キャンパスで行なわれた。伊藤美誠(スターツ)は平野美宇(木下グループ)にゲームカウント3-4で競り負け2位となったものの、彼女の復調ぶりが話題になっている。
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 ここ最近、日本人選手との対決では、本来の力を発揮できず悔しい思いをしてきた伊藤。そんな日本のエースは準決勝で、ライバルであり親友でもある早田ひな(日本生命)と激突し、フルゲームの大接戦の末に4-3で白星を掴んだ。勝利が決まった瞬間、拳を上げてガッツポーズ。試合後のインタビューでは歓喜の涙を流した。

 そうしたなかで、中国のポータルサイト『捜狐』は、今大会での伊藤に関して「素晴らしいパフォーマンスを発揮した」と称賛。「伊藤美誠が早田ひなとのライバル対決を制す!日本の天才が帰ってきた」と題した記事を掲載し、調子を上げてきた22歳について言及した。

 まず同メディアは、冒頭で「誰もが日本人選手のパフォーマンスに細心の注意を払っている」と報道。「近年において、彼女たちの進化と成長は非常に著しいものだ」と称えたうえで、伊藤をこう評した。

「日本の卓球チームには、高い注目を浴びる若い選手がいる。彼女の名前は伊藤美誠。伊藤は、中国の卓球チームの絶対的なライバルだ。だが、東京オリンピック後に調子を落とし始めた」
 
 そして、同メディアは伊藤が早田を打ち破ったことについて「伊藤美誠にとって、この勝利はちょうど良いタイミングだった。現在は、失った自信を取り戻しているかのように見える」と分析した。

 なお、今大会終了時のパリ五輪シングルス代表選考ポイントの順位は、1位早田(497.5点)、2位平野(297点)、3位伊藤(275.5点)と変動はなかった。選考レースは2024年1月まで続くが、伊藤の終盤での大暴れに期待したい。

構成●THE DIGEST編集部

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