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「信じられない!」平野美宇、世界女王・孫穎莎を1365日ぶりに撃破で中国メディアが焦り!「まさに変革期を迎えた」【卓球】

THE DIGEST編集部

2023.07.05

世界ナンバー1の孫穎莎を破った平野。(C)Getty Images

世界ナンバー1の孫穎莎を破った平野。(C)Getty Images

 7月2日、クロアチアで卓球・WTTコンテンダーザグレブの女子シングルス決勝が行なわれ、平野美宇(木下グループ)が世界ランク1位の孫穎莎(中国)をゲームカウント4-3(4-11/11-9/6-11/11-7/7-11/14-12/11-6)で下し、優勝を果たした。
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 今大会では準々決勝で劉瑋珊(中国)、準決勝で蒯曼(中国)を連破した平野。決勝では、過去の戦績が0勝4敗だった孫穎莎と激突し、フルゲームの死闘を制して大金星を飾った。

 孫穎莎が国際試合で海外勢に敗れたのは、2019年10月6日に行なわれたスウェーデンオープンの伊藤美誠(スターツ)以来。実に4年ぶりとなる世界女王の敗戦には、母国の中国も動揺を隠せないようだ。

 中国のポータルサイト『捜狐』は、「ソン・エイサが1365日ぶりに外国人選手に負ける! 中国衰退の足音が聞こえる」と題した記事を掲載。「決勝でソン・エイサが、“日本の天才”ミウ・ヒラノに予期せぬ黒星を喫した。誰もが信じられないという気持ちになった」と伝えた。

 また、同メディアは4年前のスウェーデンオープンを回顧したうえで、スポーツの醍醐味をこう明かしている。

「ソン・エイサがシングルスで最後に負けたのは、2019年10月のスウェーデンオープンの準決勝で、ミマ・イトウに2-4で敗れた時だった。あれから1365日が経つが、ソン・エイサが再び負けるとは思ってもみなかった。誰もがソン・エイサに同情しているが、競技スポーツとはこういうものだ。すべてに勝つことはできない」
 
 一方で、同メディアは「現在、日本卓球チームは優秀な若手選手の育成に成功している。彼女たちは中国卓球チームにも大きな脅威をもたらす」と日本勢を警戒。「今、我々はまさに変革期を迎えた。若手を育成し、早く成長させなければならない」と見解を述べている。

 そして、今大会の結果を踏まえ、ITTF(国際卓球連盟)が7月4日に最新の世界ランクを発表。平野は、前回の21位から7つ順位を上げて14位に浮上した。この勢いを保ったまま、パリ五輪への切符を掴みたいところだ。

構成●THE DIGEST編集部

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