現地7月7日、フィリピン・パサイで開催中の国際バレーボール連盟(FIVB)が主催する『ネーションズリーグ(VNL)』の男子予選ラウンド3週目で、プール6の第2戦が行なわれた。世界ランク6位の日本代表は同10位のオランダ代表と対戦。セットカウント3-1(25-19、26-24、23-25、25-17)で勝利を収めて、開幕から10連勝を飾った。
【動画】平均身長2m超の相手にブロックで12得点を挙げた日本代表
中国との激闘を制して9戦全勝で決勝ラウンド進出を決めた日本代表。勝点で並ぶ米国を勝利数で上回り首位を守っている。中2日で迎えた2戦目の相手は、8位オランダだ。石川祐希が所属するイタリア・セリエAのミラノで来季、ともに4シーズン目を迎えるロベルト・ピアッツァ監督が、2019年から指揮を執る。ずば抜けた得点力を持つオポジットのアブデルアジズ・ニミルは、前大会で得点とアタック両部門のトップスコアラー。エース数で2位タイの石川と西田有志を1本差で抑えベストサーバーも受賞した。今大会でも同3部門で首位につけているが、この日本戦ではベンチスタート。代わって、トルコリーグで活躍する身長2mのベテランOPヴァウテル・テルマートが先発を務めた。
決勝R残り一枠を狙うオランダとの対戦へ、日本はアウトサイドヒッターが主将の石川と高橋藍、オポジットは宮浦健人、ミドルブロッカーには小野寺太志と山内晶大、セッター関田誠大とリベロに山本智大を先発起用した。
第1セットはサイド、ミドルとバックローから多彩な攻撃が機能。宮浦のエースも決まり前半にリードを4点とする。オランダは中盤にニミルを投入するも、日本は宮浦と高橋藍の連続バックアタックで追加点に成功。終盤、立て続けにブレークを許すも、石川のレセプションから小野寺の一打で反撃を断ち切り、相手のアタックミスで訪れたセットポイントを石川がブロックで仕留めて試合を先行した。
拮抗した攻防が続いた第2セット序盤、石川が超インナースパイクに続き、短いサーブで相手守備を崩して自らバックアタック。さらに宮浦の1枚ブロックなどで接戦を乗り切り、山内の2連続得点で均衡を破る。中盤、相手の追い上げを石川がクロス弾で阻止。以降、ミドル勢のブロックや高橋藍のレフト攻撃、宮浦の2本目のエースなどで引き離し、リリーフサーバーの西田が、エースでセットポイントを引き寄せる。ところが、1セット目に続き途中出場したニミルのサーブで4連続失点。その間に高橋藍がディグで右手を負傷し、ベンチに下がる。ニミルのサーブ5本目がラインを割り、迎えた6度目のセットポイントで、高橋藍と交代した富田将馬の絶妙なディグを関田が後方から配球すると、それを石川が気合を込めて相手ブロックに叩きつけセットを連取。ブロックアウトに陥り大量リードから大逆転を許した中国戦の第1セットを、主将が払拭して勝利に王手をかけた。
【動画】平均身長2m超の相手にブロックで12得点を挙げた日本代表
中国との激闘を制して9戦全勝で決勝ラウンド進出を決めた日本代表。勝点で並ぶ米国を勝利数で上回り首位を守っている。中2日で迎えた2戦目の相手は、8位オランダだ。石川祐希が所属するイタリア・セリエAのミラノで来季、ともに4シーズン目を迎えるロベルト・ピアッツァ監督が、2019年から指揮を執る。ずば抜けた得点力を持つオポジットのアブデルアジズ・ニミルは、前大会で得点とアタック両部門のトップスコアラー。エース数で2位タイの石川と西田有志を1本差で抑えベストサーバーも受賞した。今大会でも同3部門で首位につけているが、この日本戦ではベンチスタート。代わって、トルコリーグで活躍する身長2mのベテランOPヴァウテル・テルマートが先発を務めた。
決勝R残り一枠を狙うオランダとの対戦へ、日本はアウトサイドヒッターが主将の石川と高橋藍、オポジットは宮浦健人、ミドルブロッカーには小野寺太志と山内晶大、セッター関田誠大とリベロに山本智大を先発起用した。
第1セットはサイド、ミドルとバックローから多彩な攻撃が機能。宮浦のエースも決まり前半にリードを4点とする。オランダは中盤にニミルを投入するも、日本は宮浦と高橋藍の連続バックアタックで追加点に成功。終盤、立て続けにブレークを許すも、石川のレセプションから小野寺の一打で反撃を断ち切り、相手のアタックミスで訪れたセットポイントを石川がブロックで仕留めて試合を先行した。
拮抗した攻防が続いた第2セット序盤、石川が超インナースパイクに続き、短いサーブで相手守備を崩して自らバックアタック。さらに宮浦の1枚ブロックなどで接戦を乗り切り、山内の2連続得点で均衡を破る。中盤、相手の追い上げを石川がクロス弾で阻止。以降、ミドル勢のブロックや高橋藍のレフト攻撃、宮浦の2本目のエースなどで引き離し、リリーフサーバーの西田が、エースでセットポイントを引き寄せる。ところが、1セット目に続き途中出場したニミルのサーブで4連続失点。その間に高橋藍がディグで右手を負傷し、ベンチに下がる。ニミルのサーブ5本目がラインを割り、迎えた6度目のセットポイントで、高橋藍と交代した富田将馬の絶妙なディグを関田が後方から配球すると、それを石川が気合を込めて相手ブロックに叩きつけセットを連取。ブロックアウトに陥り大量リードから大逆転を許した中国戦の第1セットを、主将が払拭して勝利に王手をかけた。
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