現地7月8日、フィリピン・パサイで開催中の国際バレーボール連盟(FIVB)主催『ネーションズリーグ(VNL)』の男子予選ラウンド3週目で、プール6の第3戦が行なわれた。世界ランク7位の日本代表は同2位のイタリア代表と対戦し、セットカウント1-3(27-29、26-28、25-23、20-25)で初黒星を喫し、連勝は10でストップした。
【動画】龍神NIPPON対イタリア代表のハイライトをチェック!
開幕から無敗で快進撃を続け、目下予選首位の日本代表。この日の対戦相手は同じく決勝ラウンドへ進む同6位のイタリアだ。若手中心で臨んだ1週目に2敗を喫したが、2週目からは2022年世界選手権の優勝メンバーが合流。バレー界屈指と呼ばれる同国リーグ・セリエAのミラノに所属する石川祐希が、プレーオフの舞台でしのぎを削った猛者がずらりと並ぶ。
3週目はベテランミドルブロッカーのシモーネ・アンザーニが登録外だが、ロベルト・ルッソと、高橋藍がモンツァでチームメイトになるジャンルーカ・ガラッシの中堅コンビのポテンシャルは高い。主力が揃い、とりわけ調子を上げているのが、試合平均11本のブロックだ。サーブも好調で、2週目のブラジル戦で13本を記録したエースは試合平均7本に上る。2メートル超えのアタッカー陣が繰り出す強打に加え、ブレークとサイドアウトそれぞれを狙う場面でリベロ2選手を入れ替えて起用し、守備を強化している。
日本は、アウトサイドヒッター(OH)石川祐希、前日のオランダ戦で右手の指を負傷した高橋藍に代わり大塚達宣、オポジット(OP)西田有志、ミドルブロッカー(MB)小野寺太志と山内晶大、セッター関田誠大とリベロ山本智大を先発メンバーに起用した。
第1セットは、互いに一歩も譲らず終盤に入っても接戦が続く。日本は初先発の大塚が守備で大貢献。コンディション調整に苦しんでいた西田も好調なパフォーマンスを見せる。
21-21で司令塔シモーネ・ジャンネッリのアタックミスで一歩後退したイタリアは、タイムアウトで呼吸を整えると、OHアレッサンドロ・ミキエレットが連続弾。西田の誤打で先にセットポイントを握られるが、リリーフサーバーの宮浦健人のエースで今度は日本にセットポイント。サーブミスと相手の強打で3度のチャンスを逃し、OPユーリ・ロマノにエースを決められた後、石川の攻撃がブロックに阻まれ27-29でセットを落とした。
第2セット、日本はエース1本を含む西田のサーブで中盤に3連続ブレーク。相手のミスと石川のエースなどでリードを広げ、終盤に西田の2本目のエースで22-17とする。以降、ミスによる失点の後、ロマノのエースとアタックで2点差に詰め寄られるなか、石川のブロックアウトでセットポイントを握る。だが、レセプションの乱れなどから途中出場のアレッサンドロ・リナルディに3連続得点を許して形勢が逆転。相手のセットポイントを石川が2度に渡って阻止するも、リナルディの決定打でセットを連取された。
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開幕から無敗で快進撃を続け、目下予選首位の日本代表。この日の対戦相手は同じく決勝ラウンドへ進む同6位のイタリアだ。若手中心で臨んだ1週目に2敗を喫したが、2週目からは2022年世界選手権の優勝メンバーが合流。バレー界屈指と呼ばれる同国リーグ・セリエAのミラノに所属する石川祐希が、プレーオフの舞台でしのぎを削った猛者がずらりと並ぶ。
3週目はベテランミドルブロッカーのシモーネ・アンザーニが登録外だが、ロベルト・ルッソと、高橋藍がモンツァでチームメイトになるジャンルーカ・ガラッシの中堅コンビのポテンシャルは高い。主力が揃い、とりわけ調子を上げているのが、試合平均11本のブロックだ。サーブも好調で、2週目のブラジル戦で13本を記録したエースは試合平均7本に上る。2メートル超えのアタッカー陣が繰り出す強打に加え、ブレークとサイドアウトそれぞれを狙う場面でリベロ2選手を入れ替えて起用し、守備を強化している。
日本は、アウトサイドヒッター(OH)石川祐希、前日のオランダ戦で右手の指を負傷した高橋藍に代わり大塚達宣、オポジット(OP)西田有志、ミドルブロッカー(MB)小野寺太志と山内晶大、セッター関田誠大とリベロ山本智大を先発メンバーに起用した。
第1セットは、互いに一歩も譲らず終盤に入っても接戦が続く。日本は初先発の大塚が守備で大貢献。コンディション調整に苦しんでいた西田も好調なパフォーマンスを見せる。
21-21で司令塔シモーネ・ジャンネッリのアタックミスで一歩後退したイタリアは、タイムアウトで呼吸を整えると、OHアレッサンドロ・ミキエレットが連続弾。西田の誤打で先にセットポイントを握られるが、リリーフサーバーの宮浦健人のエースで今度は日本にセットポイント。サーブミスと相手の強打で3度のチャンスを逃し、OPユーリ・ロマノにエースを決められた後、石川の攻撃がブロックに阻まれ27-29でセットを落とした。
第2セット、日本はエース1本を含む西田のサーブで中盤に3連続ブレーク。相手のミスと石川のエースなどでリードを広げ、終盤に西田の2本目のエースで22-17とする。以降、ミスによる失点の後、ロマノのエースとアタックで2点差に詰め寄られるなか、石川のブロックアウトでセットポイントを握る。だが、レセプションの乱れなどから途中出場のアレッサンドロ・リナルディに3連続得点を許して形勢が逆転。相手のセットポイントを石川が2度に渡って阻止するも、リナルディの決定打でセットを連取された。
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