格闘技・プロレス

「シャドー30秒で終了したけど調子は絶好調!」井上尚弥が異例の公開練習を披露!フルトン戦へ臨戦態勢「あと10日で激突」

THE DIGEST編集部

2023.07.15

井上と2階級王者フルトンが雌雄を決する大一番まで、あと10日に迫った。写真:田中研治(THE DIGEST写真部)

 ボクシングの前バンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)の大一番まで、いよいよ10日後に迫った。"モンスター"と称される30歳は、7月25日に東京・有明アリーナでWBC、WBOスーパーバンタム級統一王者スティーブン・フルトン(米国)と激突する。

 スーパーバンタム級への転向初戦で、いきなり2団体統一王者と対峙する井上だが、ここまで順調な調整を積んでいる。15日には、所属する大橋ジムで公開練習が行なわれ、大勢の報道陣が見守る前でシャドーボクシングを披露したが、わずか30秒で切り上げた。

 井上は練習後、自身のSNSを更新。「10日前公開練習。異例のシャドー30秒で公開練習は終了したけど調子は絶好調です​」と綴り、サムズアップの絵文字を添えて好調さをアピールした。​

 ​前日にはフルトン(米国)が、公開練習でシャドーボクシングを40秒で切り上げたが、井上はフルトンより10秒短く、この日の練習を終えた。両者の駆け引きは、すでに始まっているようだ。
 
 世界タイトル戦に向け、井上は多くの観客に来場してもらおうと日夜SNSを発信している。公開練習前には、「あと10日で激突」と大一番に向けたポスター写真をツイッターに共有。鋭い視線の先には、最強の相手を見据えるようなビジュアルになっている。

 試合はNTTドコモの映像配信サービス『Lemino』で独占無料生配信されるため、会場外でも多くのファンが熱視線を送るのは必至だ。井上のSNSのコメント欄には、「現地で全力応援する!」「どんな景色が待っているのか、楽しみで仕方ない」「歴史的瞬間を待ってます」「4階級制覇の瞬間、この目に焼き付けます!」など、期待を寄せる声が後を絶たない。

 戦績はフルトンが21戦全勝(8KO)、井上が24戦全勝(21KO)。はたして、どんな結末が待っているのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

【画像】大一番に向けた井上尚弥に大勢の報道陣が熱視線

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