マリンメッセ福岡で開催されている「世界水泳」は競泳５日目。池江璃花子が女子100メートル自由形の予選に出場し、54秒67のタイムで夜の準決勝に駒を進めた。
予選7組目に登場した池江に会場は大歓声。前半を26秒61で折り返すと、後半は伸びきれず7位でフィニッシュした池江。プールから上がった後は表情が冴えなかったが、電光掲示板に全体16位で通過のコールを受けると、観客は大きく沸き、池江にエールを送った。
23歳はレース後、「タイムが良くない。54秒前半は出したかった」と反省。「国際大会では自分の想定したタイムがあまり出せていない」と振り返りながらも、「初めて100メートル自由形で準決勝に進むことができた。しっかり自分のレースをすることを意識したい」と準決勝を見据えた。
個人種目では、この日の100メートル自由形を含めると残り3種目。3大会ぶりに帰ってきた世界水泳の舞台で満足する泳ぎがなかなかできず、もがき苦しむなか、どこまで立て直せるのか。夜のセミファイナルは、今後への試金石となりそうだ。
取材・文●湯川泰佑輝（THE DIGEST編集部）
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予選7組目に登場した池江に会場は大歓声。前半を26秒61で折り返すと、後半は伸びきれず7位でフィニッシュした池江。プールから上がった後は表情が冴えなかったが、電光掲示板に全体16位で通過のコールを受けると、観客は大きく沸き、池江にエールを送った。
23歳はレース後、「タイムが良くない。54秒前半は出したかった」と反省。「国際大会では自分の想定したタイムがあまり出せていない」と振り返りながらも、「初めて100メートル自由形で準決勝に進むことができた。しっかり自分のレースをすることを意識したい」と準決勝を見据えた。
個人種目では、この日の100メートル自由形を含めると残り3種目。3大会ぶりに帰ってきた世界水泳の舞台で満足する泳ぎがなかなかできず、もがき苦しむなか、どこまで立て直せるのか。夜のセミファイナルは、今後への試金石となりそうだ。
取材・文●湯川泰佑輝（THE DIGEST編集部）
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