格闘技・プロレス

「フルトンより怖いかもしれない」井上尚弥、4団体統一戦の相手タパレスに言及「思っていたよりいいボクサー」

THE DIGEST編集部

2023.09.01

フルトン戦の番組収録に臨んだ井上。激闘を振り返った。写真:鈴木颯太朗

 プロボクシングのWBC・WBO世界スーパーバンタム級王者の井上尚弥(大橋ジム)が9月1日、都内でWOWOW「エキサイトマッチSP」の収録を行なった。番組内で年内にも開催が見込まれるWBA・IBF王者マーロン・タパレス(フィリピン)との4団体統一戦について「フルトン戦の後に少し映像を見た」と明かし、その印象を語っている。

【画像】フルトンとの激闘を振り返った井上尚弥が囲み取材を実施!
 4団体統一戦については、フルトン戦を終えたばかりのリング上で、タパレス本人との合意が交わされた。大橋秀行会長も「年内には動き出したい」と前向きな姿勢を見せており、ファンの期待も高まっている。

 そうしたなか、井上は収録中にタパレスの印象について、「あまり見たことがなかったが、思っていたボクシングではなかった。もっとゴリゴリのファイターかと思ったが、上体も柔らかいし、スピードもあるし、思っていたボクシングじゃないという印象です」と語った。

 その後の囲み取材では、「上半身の使い方が上手い。イメージはもっとカシメロみたいなファイターかと思っていた。ディフェンス面もいい」と話し、柔軟性やテクニックにも秀でたものがあるとした。そのうえで、「もしかしたらフルトンよりも怖いかもしれない。試合は楽しみです。自分が思っていたより良いボクサーだなと感じたので」と来る大一番への胸中を明かした。

構成●THE DIGEST編集部



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