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北口榛花の告白で“新事実”が明るみに!被害者の吉田弘道は「言い訳になってしまうと思い、墓まで持っていくつもりだった」と吐露

THE DIGEST編集部

2023.09.02

世界一の称号を手にした北口(左)が衝撃の事実を明かした。吉田(右)もその一人だったようだ。(C)Getty Images

世界一の称号を手にした北口(左)が衝撃の事実を明かした。吉田(右)もその一人だったようだ。(C)Getty Images

 先月開催された世界陸上ブダペスト大会の女子やり投げで、金メダルを獲得した北口榛花(JAL)が「なぜ私だけ無事だったかわからないですが、強くNO と言えることの必要性を再確認しました」と9月1日、自身のX(旧Twitter)に意味深な投稿をした。その後、ブダペスト大会で起きた“衝撃の事実”を明かした。

「世界選手権で規定内ピンを使っていたにも関わらず、試合前のチェックでなぜかコントロールに引っかかり、直前でピンを変えさせられ、しかも手でつけられるということが、他の日本人女子選手たちに起きたからです。

 私は同じピンでしたが、変えられませんでした。オフィシャルでも人間なので違うと思ったらNOとその場で抗議しなくてはならないと感じました」
 
 一緒にフィールドに立った斉藤真理菜(スズキ)、上田百寧(ゼンリン)のどちらかがスパイクのピンを直前に替えさせられたのだろう。この事実が世界女王によって拡散されると、他にも被害者にあった日本人選手がいたことが発覚した。

 男子走り幅跳びの吉田弘道(神崎郡陸協)だ。北口の投稿を引用した吉田は、「言い訳になってしまうと思い、墓まで持っていくつもりでしたが、僕も規定違反だと言われて直前に使ったことないピンに変えられました」と告白した。

「初めての海外で試合に出られなくなってしまうのでは…という不安から従うしかできませんでしたが、モヤモヤした状態で試合に臨んでしまったことは間違いありません」

 やり投げの選手に加え、吉田と2人以上の日本選手が不利益を被った今大会。北口が指摘するように、その場で「NO」と抗議する力が今後求められそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

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