メルセデスランキング1位の選手に与えられる年間女王の称号。現在、その1位の座をキープしているのは今季2勝を挙げている申ジエだ。韓国女子ツアーと米女子ツアーで賞金女王に輝いた実績を持ち、以前から日本女子ツアーでも賞金女王のタイトルを獲得したいと語っていた申。その年のナンバーワン選手になりたい気持ちは35歳となった今でも衰えず、照準をメルセデスランキング1位にしっかり合わせている。ただ、そのまま申が年間女王レースを逃げ切るとは限らない。現在ランキング2位につけている山下美夢有の存在だ。
昨年の年間女王でもあり、今季4勝目を飾った『ニチレイレディス』終了時点では1738・15ポイントを稼ぎ、2位の岩井千怜に588・84ポイント、3位の申に736・15ポイントの差をつけていた。通常の3日間大会なら優勝しても200ポイント、4日間大会で300ポイント、国内公式戦でも400ポイントしか得られないだけに、大差をつけてのリードだったと言える。今年も年間女王に向けて順調にポイントを稼いでいると思われた。
【PHOTO】新世紀世代のニューヒロイン誕生!2年連続“年間女王”を狙う山下美夢有
ところが、申が『全米女子オープン』で2位タイ、『AIG女子オープン』で単独3位となり、一気に山下を抜き去った。なぜなら、海外メジャーでは優勝すると800ポイント、2位で480ポイント、3位で360ポイントが与えられる。『全米女子オープン』での2位タイは2人だったので、それぞれに420ポイントが与えられ、『AIG女子オープン』では360ポイントを獲得。申はこの2試合だけで780ポイントも荒稼ぎしたのだ。
その後、それぞれにポイントを加算し、『日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯』終了時で申が2324・17ポイント、山下が2212・19ポイントで2人の差は111・98ポイントとなっている。ちなみに、メルセデスランキング3位には岩井明愛(1881・77ポイント)、4位には小祝さくら(1636・86ポイント)がつけ、虎視眈々と女王の座を狙う。
シーズン終了まで11試合となり、残された国内公式戦は2試合。4日間大会は5試合しかない。海外メジャーは全て終了しており、ビッグボーナス的なポイントを稼ぐことも不可能。ランキング下位の選手でもこれから複数勝利を挙げれば、年間女王への逆転チャンスはあるが、実質的に上位4人の中から女王が生まれる確率は高い。もっと言えば、申と山下のマッチレースになる可能性が大きいだろう。
昨年の年間女王でもあり、今季4勝目を飾った『ニチレイレディス』終了時点では1738・15ポイントを稼ぎ、2位の岩井千怜に588・84ポイント、3位の申に736・15ポイントの差をつけていた。通常の3日間大会なら優勝しても200ポイント、4日間大会で300ポイント、国内公式戦でも400ポイントしか得られないだけに、大差をつけてのリードだったと言える。今年も年間女王に向けて順調にポイントを稼いでいると思われた。
【PHOTO】新世紀世代のニューヒロイン誕生!2年連続“年間女王”を狙う山下美夢有
ところが、申が『全米女子オープン』で2位タイ、『AIG女子オープン』で単独3位となり、一気に山下を抜き去った。なぜなら、海外メジャーでは優勝すると800ポイント、2位で480ポイント、3位で360ポイントが与えられる。『全米女子オープン』での2位タイは2人だったので、それぞれに420ポイントが与えられ、『AIG女子オープン』では360ポイントを獲得。申はこの2試合だけで780ポイントも荒稼ぎしたのだ。
その後、それぞれにポイントを加算し、『日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯』終了時で申が2324・17ポイント、山下が2212・19ポイントで2人の差は111・98ポイントとなっている。ちなみに、メルセデスランキング3位には岩井明愛(1881・77ポイント)、4位には小祝さくら(1636・86ポイント)がつけ、虎視眈々と女王の座を狙う。
シーズン終了まで11試合となり、残された国内公式戦は2試合。4日間大会は5試合しかない。海外メジャーは全て終了しており、ビッグボーナス的なポイントを稼ぐことも不可能。ランキング下位の選手でもこれから複数勝利を挙げれば、年間女王への逆転チャンスはあるが、実質的に上位4人の中から女王が生まれる確率は高い。もっと言えば、申と山下のマッチレースになる可能性が大きいだろう。