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格闘技・プロレス

「見ての通りだ!」欠場はJ5G “裏切り”の伏線だった!? 金丸義信、まさかのH.O.T入りに盟友タイチはショック隠せず!

どら増田

2023.09.26

金丸(左から2人目)がJ5Gを裏切り、対戦したH.O.Tに寝返った。写真:新日本プロレスリング

金丸(左から2人目)がJ5Gを裏切り、対戦したH.O.Tに寝返った。写真:新日本プロレスリング

 新日本プロレスはビッグマッチ『DESTRUCTION in KOBE』9.24兵庫・神戸ワールド記念ホール大会を開催した。

 第6試合では『KOPW 2023』争奪戦で、このタイトル保持者でJust 5 Guys(J5G)のタイチが提案した『時間無制限セコンド手錠拘束マッチ』が採用され、遺恨が深まっているHOUSE OFTORTURE(H.O.T)のSHOと対戦。そこで衝撃的な事件が勃発した。

 両選手が入場すると、両サイドのセコンドであるSANADAとEVIL、TAKAみちのくとディック東郷、DOUKIと高橋裕二郎がそれぞれ手錠でつながれる。

 試合は開始早々からH.O.Tが片手を使えないながらも介入していく展開となる。リング上ではパワーで勝るタイチが圧倒していたが、SHOがレフェリーごとタイチを突き飛ばすと、無法地帯をいいことにスパナを手にする。ここで花道から欠場中のJ5Gメンバーである金丸義信がリングに一直線で向かってSHOからスパナを奪った。

 金丸はウイスキー瓶を取り出し口に含むと、SHOに吹きつけると思いきや、味方であるはずのタイチに噴射。着用していたJ5G のTシャツを破るとH.O.TのTシャツを着込んでいた。

 金丸はタイチに続けて瓶で殴打してからタッチアウトを決めると、場内に出ていたレフェリーをリングに戻して、SHOがショックアローを決めて3カウント。金丸のまさかの「裏切り劇」により、SHOがKOPW2023の新たな保持者となって高笑いした。
 
 場内が騒然とするなか、控室にあったはずの手錠の鍵を金丸が持ち出しており、H.O.T勢の手錠を外すと、J5Gのセコンドと手錠をロープに繋ぎ、手を出せない状態でタイチを袋叩き。場内は大ブーイングが起きる。

 どうやら金丸の負傷はこの日のための伏線だったようだ。鈴木軍から行動をともにして、今回の欠場に関しても金丸の帰りを待つとしていたタイチのショックはかなり大きかったようで、顔を覆いながら退場するとバックステージでもノーコメントで会場を去った。

 バックステージにH.O.T勢とともに現れた金丸は開口一番「見ての通りだ! オイ! あんなクソ野郎どもよぉ、俺のやろうとしていることは違うんだよ。バカヤロー」と威勢よく吐き捨てた。

 5人に増殖したH.O.Tは10.9東京・両国国技館大会で行なわれるIWGP世界ヘビー級選手権試合で、チャンピオンのSANADAにEVILが挑戦する試合を当初王者が希望していたランバージャックデスマッチ(リング周りをセコンドが固めて場外に出られないルール)にすると宣言。J5Gは4人にメンバーが減ってしまっただけに、このままでは絶対的に不利になってしまう。新たなメンバーを捜すには時間がないだけに、どのような対策を練っていくのか注目だ。

◆新日本プロレス◆
『DESTRUCTION in KOBE』
兵庫・神戸ワールド記念ホール
観衆 4212人(満員)
▼KOPW2023争奪戦 時間無制限セコンド手錠拘束マッチ(時間無制限1本勝負)
<KOPW2023保持者>●タイチ(13分01秒 片エビ固め)SHO○<挑戦者>
※パッケージドライバー
※SHOがKOPW2023保持者となる

文⚫︎どら増田

【動画】J5G金丸義信の衝撃的な”裏切り”の瞬間!

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