格闘技・プロレス

「今年最大のボクシングイベントの一つだ」井上尚弥vsタパレス戦の4団体統一戦に相手国メディアも熱視線! 12・26東京開催と米報道

THE DIGEST編集部

2023.10.13

井上はタパレスから勝利を飾り、バンタム級に続く2階級での4団体統一を成し遂げられるのか。写真:鈴木颯太朗

"モンスター"との次戦スケジュール報道に、相手国メディアも熱い視線を送っている。

 日本ボクシング界の歴史を塗り替えてきたWBC&WBO世界スーパーバンタム級王者の井上尚弥(大橋)。その次戦についての情報が現地10月12日、米専門サイト『Boxing Scene』を含む複数メディアによって報じられ、WBA&IBF同級王者マーロン・タパレス(フィリピン)との4団体統一戦は、12月26日の東京開催で予定されているという。

 今年7月にスティーブン・フルトン(米国)を下した井上は試合後、会場に訪れていたタパレスに対し、「スーパーバンタム級で4団体統一戦をしたい」と宣言。これに対してタパレスも、「自分がチャンピオンだと示したいので、ぜひイノウエと試合がしたい」と呼応すると、「今年中にベルトを懸けて戦おう」と固い握手を交わしていた。
 
 世界中のボクシングファンが注目するビッグマッチの詳報を受け、フィリピン紙『Cebu Daily News』は、一本の記事を掲載。「"ナイトメア"ことマーロン・タパレス、そして日本ボクシング界のスーパースターであり、"モンスター"の異名を持つナオヤ・イノウエは、12月26日に日本で待望の世界王座統一戦を行なう予定だ」と反応を示している。

 さらに同メディアは、「タパレスvsイノウエ戦は、今年最大のボクシングイベントの一つとなるが、正式な会場はまだ発表されていない」と言及。また記事内では、タパレスについて、「37勝3敗(19KO)という経験豊富な成績を持っている」と記述し、対する井上に関しては、「25勝0敗(22KO)という驚異的な戦績だ」と紹介していた。

 もしタパレスから勝利を飾れば、バンタム級に続く2階級での4団体統一となる井上。難敵との対戦となるが、はたして勝負の行方はどうなるだろうか、今から楽しみだ。

構成●THE DIGEST編集部

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