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バレーボール

主戦場のミラノへ帰還した石川祐希を直撃! 9年目の伊リーグは五輪視野に「守備面を強化したい」

佳子S.バディアーリ

2023.10.18

イタリアに渡り9年目を迎える石川。悲願のリーグ制覇を狙う。写真:佳子S.バディアーリ

イタリアに渡り9年目を迎える石川。悲願のリーグ制覇を狙う。写真:佳子S.バディアーリ

 バレーボール男子日本代表の主将・石川祐希が、今週末に開幕する2023-24シーズンのイタリアリーグ/スーペルレーガへ向けて始動。パリ五輪への切符を携えて9シーズン目を迎える主戦場へ帰還した背番号14の近況を現地取材した。

【画像】日本男子バレーが誇る”エース”石川祐希の厳選メモリアルフォトを一挙公開!
 現地10月14日と15日に、イタリア・マルケ州でプレシーズンマッチの“イエージ・バレー・カップ”が開催された。参加クラブは、石川が所属するアリアンツ・ミラノ(アリアンツ パワーバレー・ミラノから名称変更)、昨季スーペルレーガのプレーオフで激闘の末にミラノの決勝進出を阻んだクチーナルーベ・チヴィタノーヴァとレギュラーシーズンを5位で終えたラーナ・ヴェローナの強豪3チーム。昨季のギリシャリーグ王者オリンピアコスが加わり、トーナメント形式で4試合が行なわれた。

 龍神NIPPONがパリ五輪予選でB組最後の一枠を勝ち取り、日本中を熱狂させたスロベニア代表との決戦がまだ記憶に新しいところ。ミラノは、同国代表のエース、ロック・モジッチを擁するヴェローナと初日に対戦。石川は、日の丸を胸に印したユニフォームから、ミラノ市内を走る地下鉄の路線図がカラフルにデザインされたゲームシャツに着替え、試合開始からコートに立った。

 ミラノは、正セッターのパオロ・ポッロ(イタリア)が左大腿部の負傷でリカバリー中。下部リーグから新加入した同胞二コラ・ゾンタがゲームメーカーを任され奮闘するも、セットカウント1-3(11-25、25-23、15-25、20-25)で黒星を喫した。石川は、調整を兼ねて2セット目までの出場。エース1本を含む9得点を記録した。

 取材に訪れた初日、帰国からおよそ60時間後の実戦を終えた石川はインタビューに応え、「パリ五輪予選が終わってから、(トレーニングは)全くしていなかったです。イタリアに11日の夜に到着して12日は練習をせず、13日にウエイトトレーニングをしただけ。今日(14日)の午前中にボールをちょっと触っただけで午後に試合でした」と休養明け直後の近況を明かした。

 日本で大仕事を成し遂げた後、メディア対応に多忙を極めながらオフを過ごしてイタリア入り。疲労の状態については、「まだ少しはありますけど、まあ、開幕まで1週間ありますし、この大会の2試合で抜けるのかなと思っています」とコメント。リーグ開幕後は試合をこなしながらコンディションを上げていくことになりそうだ。

 昨季のミラノ4強入りを支えた若き司令塔ポッロが不在のチーム状況については、「まあ大変ですけど、(代わりを務めるゾンタと)合わせていく感じですね。僕は最後の方は合ってましたけど、今日の試合はぶっつけ本番だったので」と述べた。
 
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