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格闘技・プロレス

『Yes!!』オカダ・カズチカ、B.ダニエルソンと来年1.4東京Dで決着へ! 因縁の“未勝利”レスラーに「レインメーカーで勝つ!」と宣言

どら増田

2023.11.05

NEVERのベルトを巻きながらオカダはダニエルソンの来年1.4での対戦要求を受諾した。写真:新日本プロレスリング

NEVERのベルトを巻きながらオカダはダニエルソンの来年1.4での対戦要求を受諾した。写真:新日本プロレスリング

 プロ野球日本シリーズが「関西ダービー」「阪神なんば線シリーズ」と呼ばれて盛り上がっている中、阪神なんば線の大阪難波駅から徒歩圏内の大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)第1競技場では、新日本プロレスがビッグマッチ『POWER STRUGGLE ~SUPER Jr. TAG LEAGUE 2023~』を開催。プロ野球に負けない、熱く激しい火花散るファイトが繰り広げられた。

 第7試合では「NEVER無差別級6人タッグ選手権試合」でチャンピオンチーム、オカダ・カズチカ&棚橋弘至&石井智宏に、TMDKのザック・セイバーJr.&マイキー・ニコルス&シェイン・ヘイストが挑戦した。
【画像】オカダ・カズチカに“復讐”を誓うダニエルソンが1.4東京Dでシングル要求!!

 石井のリクエストにより実現したこのカード。石井とともに棚橋も奮闘し、最後は電光石火の首固めでザックから3カウントを奪い、オカダ組が4度目の防衛に成功した。

 試合後、棚橋はNJPW WORLD王者のザックに何やら声をかける。TMDKがリングを後にすると場内が突如暗転した。

 すると、スクリーンにAEWのブライアン・ダニエルソンが登場した。「オカダ、俺たちは今まで2度リング上で闘った。2度とも俺が勝ったが、2度ともお前は俺の骨を砕いた。前回は2か所の眼窩骨折、1度目は俺の腕を破壊した。腕を破壊した後、何が起きた? 俺はそのあとも10分闘い続けて、お前からギブアップをさせた」と過去の因縁を説明する。
 
 続けて、「どれだけ俺の骨を砕こうが、お前は俺の心も闘魂も砕けない。俺の心には復讐心が滾っている。だから今、俺はお前に挑戦を宣言する」と断言。衝撃的な言葉を言い放った。

「1.4『レッスルキングダム in 東京ドーム』でお前と俺、1対1で俺は復讐を果たす。今回は俺がお前の右腕を破壊する。お前はレインメーカーを放てなくなる。2度とだ!」

 ダニエルソンが、来年1.4東京ドーム大会でオカダ戦をいきなり要求した。オカダは「こっちは1回も勝ってないんだよ。コノヤロー!」と応戦。「破壊されようと、次はレインメーカーで勝つ!」と力強く宣言すると、「ブライアン、Yes!!」と対戦を受諾。場内は『Yes!!』チャントの大喝采が発生した。

 オカダとブライアンは、今年6月にAEWと新日本が米国で開催した合同興行「Fоrbidden Dооr(禁断の扉)」でシングル対決。ブライアンが変型Yesロックで、オカダからギブアップ勝ちを収めていた。

 さらに現地時間10月25日に行なわれたAEWの大会ではタッグで激突。この試合でブライアンが眼窩骨折をしたとアナウンスされ、両者の再戦に暗雲が立ち込めたと思われていただけに、来襲予告のサプライズは世界的に大きな衝撃が走った。

 年明けのビックマッチで、因縁のふたりが3度目のマッチアップを果たす。

◆新日本プロレス◆
『POWER STRUGGLE ~SUPER Jr. TAG LEAGUE 2023~』
2023年11月4日
大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)第1競技場
観衆 4046人
▼NEVER無差別級6人タッグ選手権試合(60分1本勝負)
<王者組>オカダ・カズチカ&○棚橋弘至&石井智宏(16分15秒 首固め)ザック・セイバーJr.●&マイキー・ニコルス&シェイン・ヘイスト<挑戦者組>
※第26代王者組が4度目の防衛に成功。

文⚫︎どら増田

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