格闘技・プロレス

井上尚弥vsタパレス戦まで残り1か月…。英メディアも期待「ファンはエンターテインメントに事欠かないだろう」

THE DIGEST編集部

2023.11.25

12月26日にタパレス(フィリピン)と4団体統一戦を戦う井上。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)

 注目の大一番まで残り1か月だ。

 来る12月26日、プロボクシングWBC&WBO世界スーパーバンタム級統一王者・井上尚弥(大橋)は、東京・有明アリーナでWBA&IBF同級王者マーロン・タパレス(フィリピン)と4団体統一戦を予定。このファイトに勝利し、2階級で主要4団体のベルトを束ねれば、テレンス・クロフォード(米国)以来、史上2人目の快挙となる。

【PHOTO】ビッグマッチへ気合十分!マーロン・タパレスとの4団体統一戦実施発表会見に臨んだ井上尚弥!

 決戦のゴングが近づくなか、英スポーツラジオ局『talkSPORT』は現地11月24日、一本の特集記事を掲載。「これから6週間、ボクシングファンはエンターテインメントに事欠くことがないだろう」と書き始めると、年末までに開催が予定されている注目のビッグマッチを紹介しており、その一つに井上vsタパレスの試合も取り上げられた。

 まず同局は、「バンタム級で1年前に同じ偉業を成し遂げた"モンスター"イノウエが12月26日、タパレスとのスーパーバンタム級4団体統一戦に挑む」と前置き。井上の25勝(22KO)無敗という通算成績にも触れ、「現在6試合連続KOを飾っており、これまでも目の前に立ちはだかる精鋭たちを圧倒してきた」とその強さを伝えている。
 
 加えて記事内では、「日本から来たこの男は、すでにパウンド・フォー・パウンド(PFP)のベスト3に入るファイターとして地位を固めているが、次の試合でそれをさらに明確なものにするかもしれない」と期待のコメント。「このスポーツ史上、最もエキサイティングな時期の一つがやってきそうだ」と続けており、次戦が楽しみなようだ。

 はたして31歳のフィリピン人ボクサーを相手に、"モンスター"はどのようなボクシングを披露するのか。新たな快挙に期待は膨らむばかりだ。

構成●THE DIGEST編集部

【関連記事】「イノウエを倒す準備はできている」井上尚弥戦に臨むタパレス陣営に自信!米ボクシングサイトがフィリピン人王者の熱意を伝える

【関連記事】"モンスター退治"にタパレスが意欲!? 8階級制覇パッキャオも実践した高地トレに母国メディア注目!「重要な最終段階だ」

【関連記事】井上尚弥を警戒!? タパレス陣営・ギボンズ氏が「統一戦は公正なジャッジを!」と釘刺し!「4つのボクシング団体と話し合う」念入りも