グランプリ(GP)ファイナル初優勝に向けて最高のスタートだ。
現地12月8日、今季のGPシリーズを勝ち抜いた精鋭6人が争うフィギュアスケートのGPファイナルは、中国・北京の国家体育館で大会2日目を迎えた。女子シングルのショートプログラム(SP)は世界選手権2連覇の坂本花織(シスメックス)は、今季世界最高の77.35点をマークし、堂々の首位発進を決めた。
3度目の出場ながら、まだGPファイナルのタイトルを手にしていない坂本だが、この日は最終滑走で登場すると、まず冒頭のダブルアクセルを華麗に決め、以降も3回転ルッツ、3回転フリップ+3回転トウループを難なく成功。伸びやかなスケーティングで優雅に氷上を舞い、ほぼ完璧と言っていい盤石のパフォーマンスで観客を魅了した。
SP終了後には、カナダ紙『The Globe and Mail』の元記者、ビバリー・スミス氏が自身のX(旧ツイッター)を更新。「北京で開催されているGPファイナルの女子SPで、カオリ・サカモトが輝きを放った」と書き始めると、「見事な演技で77.35点の首位に立ち、2位のルナ・ヘンドリックス(ベルギー)に4.10点差をつけた」と速報している。
さらに、海外のフィギュアスケート専門メディア『Inside Skating』は、「カオリ・サカモトが両手で金メダルを掴もうとしている。今回のパフォーマンスで、彼女はそこに一歩近づいた」と反応。「今季、彼女が滑ったプログラムのなかでベストかもしれない。非常に美しく叙情的でありながら、とても速く力強い」と賛辞を送っていた。
日本女子のエースは、このままの勢いで初の頂点に駆け上がるのか。日本時間9日の午後8時10分にスタートするフリースケーティング(FS)でも、そのダイナミックな滑りに期待したい。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】「幸せを運ぶコウノトリ」坂本花織のSPをチェック
現地12月8日、今季のGPシリーズを勝ち抜いた精鋭6人が争うフィギュアスケートのGPファイナルは、中国・北京の国家体育館で大会2日目を迎えた。女子シングルのショートプログラム(SP)は世界選手権2連覇の坂本花織(シスメックス)は、今季世界最高の77.35点をマークし、堂々の首位発進を決めた。
3度目の出場ながら、まだGPファイナルのタイトルを手にしていない坂本だが、この日は最終滑走で登場すると、まず冒頭のダブルアクセルを華麗に決め、以降も3回転ルッツ、3回転フリップ+3回転トウループを難なく成功。伸びやかなスケーティングで優雅に氷上を舞い、ほぼ完璧と言っていい盤石のパフォーマンスで観客を魅了した。
SP終了後には、カナダ紙『The Globe and Mail』の元記者、ビバリー・スミス氏が自身のX(旧ツイッター)を更新。「北京で開催されているGPファイナルの女子SPで、カオリ・サカモトが輝きを放った」と書き始めると、「見事な演技で77.35点の首位に立ち、2位のルナ・ヘンドリックス(ベルギー)に4.10点差をつけた」と速報している。
さらに、海外のフィギュアスケート専門メディア『Inside Skating』は、「カオリ・サカモトが両手で金メダルを掴もうとしている。今回のパフォーマンスで、彼女はそこに一歩近づいた」と反応。「今季、彼女が滑ったプログラムのなかでベストかもしれない。非常に美しく叙情的でありながら、とても速く力強い」と賛辞を送っていた。
日本女子のエースは、このままの勢いで初の頂点に駆け上がるのか。日本時間9日の午後8時10分にスタートするフリースケーティング(FS)でも、そのダイナミックな滑りに期待したい。
構成●THE DIGEST編集部
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