世界ボクシング評議会(WBC)、世界ボクシング機構(WBO)スーパーバンタム級統一王者、井上尚弥(30)=大橋=は26日に東京・有明アリーナで世界ボクシング協会(WBA)、国際ボクシング連盟(IBF)同級統一王者、マーロン・タパレス(31)=フィリピン=と、4団体統一戦に臨む。
この一戦を、世界的なボクシングカメラマンで、決定的な瞬間を逃さないことから「パンチを予見する男」の異名を持つ福田直樹さん(58)に占ってもらうと、「井上が間違いなく勝つ」と断言した。
4月に4団体統一王者、ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)に挑戦して判定勝ちしたタパレスは、37勝3敗19KO。過去、日本人選手との対戦は4勝1敗で、21年12月には6連続KO勝利中だった強打の東洋太平洋王者、勅使河原弘晶を2回TKOで下している。
福田さんは、「サウスポーのタパレスは、独特の間合いから繰り出す左右の強打があり、一気に畳みかける爆発力がある」と評価する。ただ、それでも、井上の圧倒的優位は動かないとみる。
「井上はサウスポーを苦にしない。むしろサウスポーだと、井上の前に左ボディーを前にさらしているわけだから、それは相当怖いと思う」
過去、井上はサウスポーと3戦している。
初戦は、2014年12月のWBOスーパーフライ級王者のオマール・ナルバエス(アルゼンチン)に挑戦した一戦。米国から一時帰国中の福田さんが初めて井上を撮影した試合でもあった。
ナルバエスは2階級にわたって27回の防衛を果たしていた名王者。だが、試合は一瞬で終わった。
2回までに計4度のダウンを奪うTKO勝利。フィニッシュブローは、左ボディーだった。
「腹をえぐり取るように打ち抜き、一瞬の間をおいて、ダウンした。強烈な一撃だった」
ナルバエスのコーナーの下にいた福田さんは、試合後の光景も忘れられないという。
「挨拶に来た井上のグローブを、ナルバエス陣営のスタッフが掴んで離さない。あまりの威力に拳に細工がしてあるのでは、と疑っていたようだった。大橋会長が『いくらでも調べてください』と笑顔で話していたのが印象的だった」
この一戦を、世界的なボクシングカメラマンで、決定的な瞬間を逃さないことから「パンチを予見する男」の異名を持つ福田直樹さん(58)に占ってもらうと、「井上が間違いなく勝つ」と断言した。
4月に4団体統一王者、ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)に挑戦して判定勝ちしたタパレスは、37勝3敗19KO。過去、日本人選手との対戦は4勝1敗で、21年12月には6連続KO勝利中だった強打の東洋太平洋王者、勅使河原弘晶を2回TKOで下している。
福田さんは、「サウスポーのタパレスは、独特の間合いから繰り出す左右の強打があり、一気に畳みかける爆発力がある」と評価する。ただ、それでも、井上の圧倒的優位は動かないとみる。
「井上はサウスポーを苦にしない。むしろサウスポーだと、井上の前に左ボディーを前にさらしているわけだから、それは相当怖いと思う」
過去、井上はサウスポーと3戦している。
初戦は、2014年12月のWBOスーパーフライ級王者のオマール・ナルバエス(アルゼンチン)に挑戦した一戦。米国から一時帰国中の福田さんが初めて井上を撮影した試合でもあった。
ナルバエスは2階級にわたって27回の防衛を果たしていた名王者。だが、試合は一瞬で終わった。
2回までに計4度のダウンを奪うTKO勝利。フィニッシュブローは、左ボディーだった。
「腹をえぐり取るように打ち抜き、一瞬の間をおいて、ダウンした。強烈な一撃だった」
ナルバエスのコーナーの下にいた福田さんは、試合後の光景も忘れられないという。
「挨拶に来た井上のグローブを、ナルバエス陣営のスタッフが掴んで離さない。あまりの威力に拳に細工がしてあるのでは、と疑っていたようだった。大橋会長が『いくらでも調べてください』と笑顔で話していたのが印象的だった」
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