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教え子の勇姿に歓喜のダンスも! 男子表彰式で宇野昌磨&鍵山優真の豪華両コーチが肩組み”激熱”2ショット!【フィギュア全日本選手権】

湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)

2023.12.24

男子表彰式で一緒に肩を組み、教え子の勇姿を見届けたコストナー(左)氏とランビエール(右)氏。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)

 過去最高レベルといっても過言ではない激戦のあと、意外な人物がスタンドを盛り上げた。

 12月23日、フィギュアスケートの全日本選手権は男子フリーが行なわれ、宇野昌磨が合計298.04点で優勝。大会2連覇を達成し、本田武史、羽生結弦に並ぶ通算6度目の頂点に立った。

 宇野の連覇で男子シングルは幕を閉じたが、残り6名で争われた最終グループは、まさに歴史に残る激闘の連続だった。

 先陣を切った友野一希が今季シーズンベストを更新したのを皮切りに、なんと全員がほぼノーミスの演技を連発。宇野と鍵山優真(2位)はともにシーズンベスト、3位の山本草太は自己ベストを12.65点も上回る会心の出来で、演技後には涙が頬を伝い、山田満知子コーチと熱い抱擁をかわした。

 今大会は国際スケート連盟非公認のため、すべて参考記録扱いとなるが、会場を満席にした3707人は最高の演技に酔いしれ、選手たちに喝采を送った。
 
 無論、彼らを指導するコーチたちも喜びに満ち溢れた。

 男子シングル表彰式の最中に、そのシーンは起きた。優勝した宇野のコーチを務める2006年トリノ五輪銀メダリストのステファン・ランビエール(スイス)氏と、今シーズンから鍵山のコーチに就任した14年ソチ五輪銅メダリストのカロリーナ・コストナー(イタリア)氏は、一緒に教え子の輝かしい勇姿を見届けた。

 するとレジェンドスケーター2人は肩を組み、ときには手を取り合って祝福のダンスを披露した。ノリノリの2人は、『THE DIGEST』のカメラに気付くと、しっかり視線を送った。

 表彰式を見守った観客も、リンク外で五輪メダリスト同士の至極なコラボに気付くと大興奮。声援に応えたランビエール氏が、コストナー氏を華麗にターンさせるファンサービスまで披露すると、スタンドはさらに盛り上がった。

 そんな両コーチのはしゃぐ姿を見た宇野と鍵山は笑顔を浮かべ、互いの健闘を称え合いながら激闘を繰り広げたリンクを後にした。

取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)

【画像】コストナー&ランビエールが祝福のダンスを披露した瞬間
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【画像】コストナー&ランビエールが祝福のダンスを披露した瞬間