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マラソン・駅伝

まるでアベンジャーズ!? 箱根駅伝CMに歴代豪華OBが総出演!「次の世代に繋がっていく」胸熱演出に喝采止まず!

THE DIGEST編集部

2024.01.02

記念すべき100回目を迎えた箱根駅伝。大会を彩ってきた名ランナーのCMが大きな話題を呼んでいる。写真:JMPA

記念すべき100回目を迎えた箱根駅伝。大会を彩ってきた名ランナーのCMが大きな話題を呼んでいる。写真:JMPA

 過去99回の歴史に名を刻んだ豪華な顔ぶれが話題を呼んでいる。

 1月2日、記念すべき100回目を迎えた箱根駅伝の往路が東京・大手町から箱根・芦ノ湖までの5区間107.5キロで行なわれ、青山学院大が往路新記録となる5時間18分14秒で、2年ぶり6回目の優勝を果たした。

 今年も名場面が生まれた。青学大の「駅伝男」として知られる太田蒼生(3年)が、1時間を切る驚異の日本歴代最高記録(59分47秒)を叩き出す区間賞を樹立。さらに、「山の妖精」と称される城西大4年生・山本唯翔が昨年自身が打ち立てた区間記録をさらに更新(1時間9分15秒)する驚異のタイムで激走。年始から駅伝ファンを大いに賑わせた。

 だが、ファンを騒然とさせたのはレースだけではない。箱根駅伝の中継の合間に流れたタイアップCMが、SNSを中心に大きな反響を呼んでいる。

 大会スポンサーのひとつとして名を連ねているサッポロビールが、「第100回箱根駅伝用オリジナルCM」を制作。その内容は、箱根を駆け抜けた名ランナーたちが、まるで映画『アベンジャーズ』のように総出演する豪華なモノだった。

 第71回大会に出場した渡辺康幸や真也加ステファン、第96回大会で走った東京国際大の伊藤達彦がネクタイ姿で登場。さらに昨年駒澤の駅伝三冠に貢献した田澤廉、『初代・山の神』こと順大・今井正人の姿も。「長い歴史の中にいくつもの輝きがあった。それでも100回だって、ただの通過点だ」と、ナレーションを務めた俳優の柴田恭兵が語りかけると、メガネ姿で階段を上ったのは『2代目・山の神』と称された東洋大の柏原竜二だ。

 最後には、「これからも、ここを目指す若者が、私たちの記憶を塗り替えていくはずだから」と未来の箱根ランナーに呼びかけるように、これまで登場した6人のレジェンドらが笑みを浮かべて集結した。
 
 この動画はサッポロビール公式YouTubeチャンネルにも投稿されており、同社の公式X(旧ツイッター)には同チャンネルのリンク先が添えられ、次のような文面が綴られている。

「第100回箱根駅伝 まもなくスタート! 番組内では箱根駅伝タイアップCMが放映されます」

「選手たちの走りが次の世代に繋がっていくことを表現したCMになっています。歴代OBたちも出演しています!」

 豪華な顔ぶれと、長い歴史を誇る箱根駅伝のリスペクトを込めた作りに、Xでは「サッポロビールのCM」が一時トレンド入りするなど、駅伝ファンの間では「箱根オールスターズ」「鳥肌たった」「なんか涙出た」など、喝采がいまもなお止まない。

 明日すべてが決着する復路では、いったいどんなドラマが待っているのか。3日の午前8時、運命の号砲は往路優勝を果たした青学大のスタートから始まる。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】箱根駅伝の中継の合間に現れた歴代オールスターの顔ぶれをチェック
 
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